vSphere インフラストラクチャの詳細を指定します。

展開パラメータ ワークブックのこのセクションには、サンプル ホスト名が含まれていますが、独自の命名基準に適合する名前に更新することができます。このホスト名は FQDN の一部であり、FQDN の 2 番目の部分は、上記で指定したルートまたは子 DNS ゾーンの名前です。

指定されたホスト名と IP アドレスは、以前に提供された DNS サーバを使用して順引き(ホスト名から IP アドレス)と逆引き(IP アドレスからホスト名)の両方を使用して解決できる必要があり、そうでない場合ブリングアップは失敗します。

表 1. 管理クラスタ
パラメータ ホスト名 IP アドレス
vCenter Server vCenter Server のホスト名を入力します。 管理 VLAN の一部である vCenter Server の IP アドレスを入力します。これは、ESXi 管理 VMKernel が配置されているのと同じ VLAN および IP アドレス空間です。
vCenter Server Appliance のサイズ(デフォルトは [小]) このパラメータは、展開する vCenter Server のサイズを定義します。デフォルトのサイズは [小] です。[最小]、[中]、[大]、[特大] などの追加オプションがあります。
  • [最小] では、2 個の仮想 CPU と 12 GB のメモリが搭載されたアプライアンスを展開します。ホストの数が 10 台、仮想マシンの数が 100 台までの環境に適しています。
  • [小] では、4 個の CPU と 19 GB のメモリが搭載されたアプライアンスを展開します。ホストの数が 100 台、仮想マシンの数が 1,000 台までの環境に適しています。
  • [中] では、8 個の CPU と 28 GB のメモリが搭載されたアプライアンスを展開します。ホストの数が 400 台、仮想マシンの数が 4,000 台までの環境に適しています。
  • [大] では、16 個の CPU と 37 GB のメモリが搭載されたアプライアンスを展開します。ホストの数が 1,000 台、仮想マシンの数が 10,000 台までの環境に適しています。
  • [特大] では、24 個の CPU と 56 GB のメモリが搭載されたアプライアンスを展開します。ホストの数が 2,000 台、仮想マシンの数が 35,000 台までの環境に適しています。
vCenter Server Appliance のストレージ サイズ ストレージの容量は vCenter Server Appliance のサイズによって異なります。
ストレージ サイズのオプション 最小 特大
デフォルト ストレージが 315 GB のアプライアンスを展開します。 ストレージが 380 GB のアプライアンスを展開します。 ストレージが 600 GB のアプライアンスを展開します。 ストレージが 965 GB のアプライアンスを展開します。 ストレージが 1705 GB のアプライアンスを展開します。
ストレージが 1390 GB のアプライアンスを展開します。 ストレージが 1435 GB のアプライアンスを展開します。 ストレージが 1600 GB のアプライアンスを展開します。 ストレージが 1665 GB のアプライアンスを展開します。 ストレージが 1805 GB のアプライアンスを展開します。
特大 ストレージが 3145 GB のアプライアンスを展開します。 ストレージが 3195 GB のアプライアンスを展開します。 ストレージが 3360 GB のアプライアンスを展開します。 ストレージが 3425 GB のアプライアンスを展開します。 ストレージが 3565 GB のアプライアンスを展開します。
表 2. vCenter Server データセンターおよびクラスタ
パラメータ
データセンター名 管理データセンターの名前を入力します。
クラスタ名 管理クラスタの名前を入力します。
クラスタの EVC 設定 管理クラスタで EVC を有効にするには、vMotion の互換性を強化するために適用する必要がある CPU チップセットを選択します。

使用するアーキテクチャ モデルを選択します。[統合] を選択した場合は、vSphere リソース プールの名前を指定します。標準アーキテクチャ モデルを使用している場合、リソース プール名を指定する必要はありません。これらのアーキテクチャ モデルの詳細については、『VMware Cloud Foundation の概要』を参照してください。

表 3. vSphere リソース プール
パラメータ
リソース プールの SDDC 管理 管理仮想マシンの vSphere リソース プール名を指定します。
リソース プールの SDDC Edge NSX-T 仮想マシンの vSphere リソース プール名を指定します。
リソース プールのユーザー Edge 統合アーキテクチャでユーザーが展開した NSX-T 仮想マシンの vSphere リソース プール名を指定します。
リソース プールのユーザー仮想マシン 統合アーキテクチャでユーザーが展開したワークロード仮想マシンの vSphere リソース プール名を指定します。
表 4. vSphere データストア
パラメータ
vSAN データストア名 管理コンポーネントの vSAN データストア名を入力します。
vSAN の重複排除と圧縮の有効化 vSAN の重複排除と圧縮機能を有効にするには、[はい] を選択します。
表 5. 既存のシングル サインオン ドメイン構成の詳細
パラメータ
既存のシングル サインオン ドメインに参加
  • 最初の Cloud Foundation インスタンスを展開している場合は、[いいえ] を選択します。
  • 2 番目の Cloud Foundation インスタンスを展開している場合は、[はい] を選択します。次に、このセクションの残りの値を入力します。
vCenter Server の IP アドレス 最初のインスタンスの vCenter Server の IP アドレスを入力します。
vCenter Server の SSO ユーザー名 最初のインスタンスの vCenter Server のユーザー名を入力します。
vCenter Server の SSO パスワード 最初のインスタンスの vCenter Server のパスワードを入力します。