統合アーキテクチャ設計は、小規模な VMware Cloud Foundation の展開と特殊なユースケースを対象としています。この設計では、管理ワークロード ドメインとユーザー ワークロード ドメインは共有管理ドメインで一緒に実行されます。環境は単一の vCenter Server から管理され、vSphere リソース プールによって管理ワークロードとユーザー ワークロードが分離されます。統合アーキテクチャ モデルでは、管理ワークロードとコンピューティング ワークロードによってドメインが共有されるため、リソース プールが適切に構成されるように注意する必要があります。

統合アーキテクチャに導入された VMware Cloud Foundation システムにホストを追加する場合は、VI ワークロード ドメインを作成して、コンピューティング リソース プールから新しく作成した仮想環境ワークロード ドメインにユーザーのワークロード ドメイン仮想マシンを移動することにより、標準アーキテクチャに変換できます。これらの仮想マシンを移動した後、管理ドメインのコンピューティング リソース プールの共有と予約の更新が必要になる場合があります。
図 1. サンプルの統合アーキテクチャ