複数のアベイラビリティ ゾーンがある環境では、物理インフラストラクチャによって、レイヤー 2 ネットワークをアベイラビリティ ゾーン間で拡張する必要があります。また、アベイラビリティ ゾーン間で可用性の高いレイヤー 3 ゲートウェイを提供する必要があります。これらのレイヤー 2 ネットワークを拡張し、可用性の高いレイヤー 3 ゲートウェイを提供する方法は、ベンダーによって異なります。
複数のアベイラビリティ ゾーンの VLAN とサブネット
機能 |
アベイラビリティ ゾーン 1 |
アベイラビリティ ゾーン 2 |
VLAN ID |
IP アドレス範囲 |
可用性の高いレイヤー 3 ゲートウェイ |
推奨される MTU |
---|---|---|---|---|---|---|
管理(AZ1 および AZ2) |
✓ |
✓ |
1611(拡張) |
172.16.11.0/24 |
✓ |
1500 |
vSphere vMotion |
✓ |
X |
1612 |
172.16.12.0/24 |
✓ |
9000 |
vSAN |
✓ |
X |
1613 |
172.16.13.0/24 |
✓ |
9000 |
NSX-T ホスト オーバーレイ |
✓ |
X |
1614 |
172.16.14.0/24 |
✓ |
9000 |
NSX-T Edge アップリンク 01 |
✓ |
✓ |
2711(拡張) |
172.27.11.0/24 |
X |
9000 |
NSX-T Edge アップリンク 02 |
✓ |
✓ |
2712(拡張) |
172.27.12.0/24 |
X |
9000 |
NSX-T Edge オーバーレイ |
✓ |
✓ |
2713(拡張) |
172.27.13.0/24 |
✓ |
9000 |
vSphere vMotion |
X |
✓ |
1622 |
172.16.22.0/24 |
✓ |
9000 |
vSAN |
X |
✓ |
1623 |
172.16.23.0/24 |
✓ |
9000 |
ホスト オーバーレイ |
X |
✓ |
1624 |
172.16.24.0/24 |
✓ |
9000 |
機能 |
アベイラビリティ ゾーン 1 |
アベイラビリティ ゾーン 2 |
VLAN ID |
IP アドレス範囲 |
可用性の高いレイヤー 3 ゲートウェイ |
|
---|---|---|---|---|---|---|
管理(AZ1 および AZ2) |
✓ |
✓ |
1631 |
172.16.31.0/24 |
✓ |
|
vSphere vMotion |
✓ |
X |
1632 |
172.16.32.0/24 |
✓ |
|
vSAN |
✓ |
X |
1633 |
172.16.33.0/24 |
✓ |
|
ホスト オーバーレイ |
✓ |
X |
1634 |
172.16.34.0/24 |
✓ |
|
vSphere vMotion |
X |
✓ |
2732 |
172.27.32.0/24 |
✓ |
|
vSAN |
X |
✓ |
2733 |
172.16.33.0/24 |
✓ |
|
ホスト オーバーレイ |
X |
✓ |
1621 |
172.16.21.0/24 |
✓ |
複数のアベイラビリティ ゾーンのネットワーク
複数のアベイラビリティ ゾーンがあるトポロジには、特定の物理データセンター ネットワーク要件があります。
コンポーネント |
要件 |
---|---|
MTU |
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レイヤー 3 ゲートウェイの可用性 |
アベイラビリティ ゾーン間で拡張された VLAN の場合、データセンター提供の方法(VRRP や HSRP など)を構成して、アベイラビリティ ゾーン間でレイヤー 3 ゲートウェイをフェイルオーバーします。 |
DHCP の可用性 |
アベイラビリティ ゾーン間で拡張された VLAN の場合、DHCP サーバの高可用性を実現し、単一のアベイラビリティ ゾーンのフェイルオーバー操作が DHCP の可用性に影響を与えないようにします。
注: NSX-T ホスト オーバーレイ ネットワーク TEP に静的 IP アドレスを使用するクラスタをストレッチすることはできません。
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BGP ルーティング |
各アベイラビリティ ゾーンのデータセンターには、独自の自律システム番号 (ASN) が必要です。 |
入力方向と出力方向のトラフィック |
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遅延 |
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