VI ワークロード ドメインを展開する前に、前提条件を確認してください。
- NSX ホスト オーバーレイ ネットワークに DHCP を使用する計画の場合は、VI ワークロード ドメインの NSX ホスト オーバーレイ VLAN に DHCP サーバを構成する必要があります。NSX-T Data Center が VI ワークロード ドメインの NSX Edge トンネル エンドポイント (TEP) を作成すると、DHCP サーバから IP アドレスが割り当てられます。
注:
DHCP を使用する計画がない場合は、NSX ホスト オーバーレイ ネットワークに静的 IP アドレス プールを使用できます。静的 IP アドレス プールは、VI ワークロード ドメイン作成の一部として作成または選択されます。
- VI ワークロード ドメインには、少なくとも 3 台のホストを使用できます。
- 環境内の管理ドメインが、インストールされている元のバージョンとは異なるバージョンにアップグレードされている場合は、VI ワークロード ドメインを作成する前に、最新バージョンの VI ワークロード ドメイン インストール バンドルをダウンロードする必要があります。
- VI ワークロード ドメインの名前を決定します。各 VI ワークロード ドメインには一意の名前を付ける必要があります。リソース オブジェクト名(ホストや vCenter Server 名など)は、VI ワークロード ドメイン名に基づいて生成されるため、名前にはリージョンとサイトの情報を含めることをお勧めします。名前は 3 ~ 20 文字の長さで、次の任意の組み合わせを含めることができます。
- 小文字のアルファベット
- 数字
注: VI ワークロード ドメインを作成するときに指定する名前には、スペースは使用できません。 - 次のパスワードを決定します。
- vCenter Server の root パスワード
- NSX Manager の管理者パスワード
個々の VMware Cloud Foundation コンポーネントは異なるパスワード要件をサポートしていますが、すべてのコンポーネントで次の共通の要件セットに従ってパスワードを設定する必要があります。- 最小 12 文字
- 最大 16 文字
- 少なくとも 1 つの小文字、1 つの大文字、1 つの数字、さらに ! @ # $ ^ * の特殊文字の 1 つ
- 使用できない文字:
- 辞書に載っている一般的な用語
- 回文
- 5 つ以上の単調な連続した文字
- 3 つの連続した同じ文字
- VI ワークロード ドメインの展開オプションが含まれた『プランニングおよび準備ガイド』が完成していることを確認します。
- vCenter Server および NSX Manager インスタンスの IP アドレスと完全修飾ドメイン名 (FQDN) は、DNS によって解決できる必要があります。
- 次の製品の有効なライセンス キーが必要です。
- NSX-T Data Center
- vSAN
- vSphere
vSphere と vSAN のライセンスは CPU ごとに設定されているため、ESXi ホストを VI ワークロード ドメインで使用するための十分なライセンスがあることを確認してください。ライセンス管理 を参照してください。