NSX Manager インスタンスに障害が発生した場合は、ファイルベースのバックアップからリストアできます。 前提条件 障害が発生した NSX Manager インスタンスの有効なファイルベースのバックアップがあることを確認します。 次の SFTP サーバの詳細があることを確認します。 SFTP サーバの IP アドレス SFTP サーバのユーザー名 SFTP サーバのパスワード 暗号化パスワード 手順 NSX Manager クラスタ ノードのリストアの準備NSX Manager ノードをリストアする前に、NSX Manager のビルド番号と展開の詳細および認証情報を SDDC Manager インベントリから取得する必要があります。 障害が発生した NSX Manager クラスタの最初のノードのリストアNSX Manager クラスタ内の 3 つの NSX Manager ノードがすべて障害状態の場合は、最初のクラスタ ノードをリストアしてリストア プロセスを開始します。 NSX Manager クラスタの非アクティブ化3 つの NSX Manager クラスタ ノードのうち 2 つが障害状態になっている場合、または障害が発生した NSX Manager クラスタの最初のノードをリストアした場合は、クラスタを非アクティブ化する必要があります。 既存の NSX Manager クラスタへの NSX Manager ノードのリストア3 つの NSX Manager クラスタ ノードのうち 1 つのみが障害状態にある場合は、障害が発生したノードを既存のクラスタにリストアします。3 つの NSX Manager クラスタ ノードのうち 2 つが障害状態の場合は、障害が発生した各ノードに対してこのプロセスを繰り返します。 NSX Manager クラスタ ノードの仮想マシン非アフィニティ ルールの更新または再作成NSX Manager のブリングアップ プロセス中に、SDDC Manager は仮想マシン非アフィニティ ルールを作成して、NSX Manager クラスタの仮想マシンが同じ ESXi ホストで実行されないようにします。NSX Manager クラスタ ノードをすべて再展開した場合は、このルールを再作成する必要があります。クラスタの 1 つまたは 2 つのノードを再展開した場合は、新しい仮想マシンを既存のルールに追加する必要があります。 SDDC Manager インベントリの状態の検証NSX Manager クラスタのリストアに成功したら、SDDC Manager インベントリがリカバリされた仮想マシンと一致していることを検証する必要があります。この検証は、sos ツールを使用して実行します。 親トピック: SDDC Manager、vCenter Server、および NSX-T Data Center のファイルベースのリストア