ワークフロー最適化スクリプトを使用して VxRail クラスタを追加すると、VxRail Manager ユーザー インターフェイスで一部のタスクや、SDDC Manager ユーザー インターフェイス 内の他のタスクを完了する必要がなくなります。

ワークフロー最適化スクリプトは、VMware Cloud Foundation on Dell EMC VxRail API を使用して、VxRail クラスタを追加するすべての手順を 1 か所に実行します。この API の詳細については、ワークフロー最適化によるクラスタの作成を参照してください。

前提条件

  • ワークロード ドメイン ノードをイメージ化します。ノードのイメージ化の詳細については、Dell EMC VxRail のドキュメントを参照してください。
  • ESXi ホスト、VxRail Manager、および NSX Manager インスタンスの IP アドレスと完全修飾ドメイン名 (FQDN) は、DNS によって解決できる必要があります。
  • NSX ホスト オーバーレイ ネットワークに DHCP を使用している場合は、管理ドメインの NSX ホスト オーバーレイ VLAN に DHCP サーバを構成する必要があります。NSX-T Data Center が VI ワークロード ドメインの TEP を作成すると、DHCP サーバから IP アドレスが割り当てられます。
  • VxRail Manager の IP アドレスの変更
  • VxRail Manager 証明書の更新

手順

  1. https://code.vmware.com/samples?id=7647 から WorkflowOptimization-master.zip ファイルをダウンロードします。
  2. ファイルを解凍し、WorkflowOptimization ディレクトリを SDDC Manager 仮想マシンの /home/vcf ディレクトリにコピーします。
  3. SSH で SDDC Manager 仮想マシンに接続し、展開パラメータ シートで指定したユーザー名 vcf とパスワードを入力してログインします。
  4. /home/vcf/WorkflowOptimization ディレクトリで、python vxrail_workflow_optimization_automator.py を実行します。
  5. プロンプトの指示に従って、クラスタを追加します。
    WorkflowOptimization ディレクトリの README.md ファイルには、スクリプトの使用方法に関する詳細な手順が記載されています。