VI ワークロード ドメインをアップグレードする前に、環境内の管理ドメインをアップグレードする必要があります。
- NSX-T Data Centerを参照してください。
- vCenter Serverを参照してください。
- VxRail Manager と ESXi。
- vSphere with Tanzu を備えたクラスタ上のワークロード管理。ワークロード管理は、vCenter Server を介してアップグレードできます。vSphere Lifecycle Manager の操作を参照してください。
コンポーネント | 追加情報 |
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NSX-T Data Center |
NSX-T Data Center のアップグレードには、次のコンポーネントが含まれます。
VI ワークロード ドメインは、同じ NSX Manager クラスタと NSX Edge クラスタを共有できます。これらのコンポーネントを 1 つの VI ワークロード ドメインに対してアップグレードすると、同じ NSX Manager または NSX Edge クラスタを共有するすべての VI ワークロード ドメインに対してもアップグレードされます。NSX-T Data Center をアップグレードしている間は、VI ワークロード ドメインで操作を実行することはできません。 アップグレード ウィザードは、ワークロード ドメイン用の NSX-T Data Center をアップグレードするときにある程度の柔軟性を提供します。デフォルトでは、プロセスはすべての NSX Edge クラスタを並行してアップグレードし、次にすべてのホスト クラスタを並行してアップグレードします。並行アップグレードにより、環境のアップグレードに要する時間を短縮できます。NSX Edge クラスタとホスト クラスタを順番にアップグレードすることも選択できます。クラスタを選択することができるので、複数のアップグレード期間を設定でき、特定の時間にすべてのクラスタが使用可能である必要はなくなります。
NSX Manager クラスタは、[NSX-T ホスト クラスタ] タブで
[すべてのホスト クラスタをアップグレード] 設定が有効になっている場合にのみアップグレードされます。アップグレードで導入された新機能は、
NSX Manager クラスタがアップグレードされるまで構成できません。
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vCenter Server | VI ワークロード ドメインにワークロード管理が有効なクラスタが含まれている場合は、ワークロード管理がバージョン 1.17 以降であることを確認します。ワークロード管理のバージョンがそれよりも低い場合、vCenter Server をアップグレードする前に、ワークロード管理を少なくともバージョン 1.17 にアップグレードします。 vCenter Server のアップグレードでは CLI の代わりに API が使用されるようになりました。そのため、スナップショットはサポートされません。アップグレードを開始する前に、vCenter Server アプライアンスをバックアップしてください。 |
ESXi | デフォルトでは、アップグレード プロセスによって、ドメイン内のすべてのクラスタの ESXi ホストが並行してアップグレードされます。管理ドメインまたは VI ワークロード ドメインに複数のクラスタがある場合は、アップグレードするクラスタを選択できます。クラスタを並行してアップグレードするか、順番にアップグレードするかを選択することもできます。 外部(非 vSAN)ストレージを使用している場合、更新とパッチ適用は手動のタスクであり、SDDC Manager ライフサイクル管理の範囲外になります。ESXi のアップグレード後のサポート性を確保するには、vSphere HCL およびストレージ ベンダーに問い合わせてください。 |