管理ドメインまたは VI ワークロード ドメインの NSX Manager を場所としてグローバル マネージャに追加します。この NSX Manager は、ローカル マネージャと呼ばれるようになりました。次に、セグメント、Tier-0 ゲートウェイ、および Tier-1 ゲートウェイをローカル マネージャからグローバル マネージャにインポートします。
手順
- ローカル マネージャ クラスタの証明書サムプリントを取得します。
- Secure Shell (SSH) クライアントを使用して、管理ドメインまたは VI ワークロード ドメイン vCenter Server にログインします。
- [shell] コマンドを実行して、Bash シェルに切り替えます。
- 次のコマンドを実行して、ローカル マネージャ クラスタの仮想 IP アドレスのサムプリントを取得します。
echo -n | openssl s_client -connect lm_vip_fqdn:443 2>/dev/null | openssl x509 -noout -fingerprint -sha256
- サムプリントを保存します。
- NSX Manager をグローバル マネージャに場所として追加します。
- https://active_gm_vip_fqdn/ のグローバル マネージャにログインします。
- [システム] > [ロケーション マネージャ] の順に選択し、[オンプレミスの場所を追加] をクリックします。
- [新しい場所を追加] ダイアログ ボックスで、場所の詳細を入力します。
オプション
説明
場所の名前
場所の名前を入力します。
FQDN/IP アドレス
NSX Manager クラスタの仮想 IP アドレスの FQDN または IP アドレスを入力します。個々の NSX Manager の FQDN または IP アドレスは入力しないでください。
ユーザー名およびパスワード
その場所の NSX Manager の管理者ユーザーの認証情報を指定します。
SHA-256 サムプリント
手順 1 で取得したサムプリントを追加します。
互換性の確認
[互換性の確認] をクリックして場所を追加できることを確認します。これにより、NSX-T Data Center バージョンに互換性があることをチェックします。
- [保存] をクリックします。
- ローカル マネージャ ノードでネットワークを構成します。
- [ロケーション マネージャ] 画面の [場所] セクションで、追加する場所の下の [ネットワーク] をクリックし、[構成] をクリックします。
- [ネットワーク拡張用の Edge ノードの構成] ページで、[すべて選択] をクリックします。
- [リモート トンネル エンドポイントの構成] ペインで、次の詳細を入力します。
オプション
値
ホスト スイッチ nsxDefaultHostSwitch チーミング ポリシー名 [デフォルトを使用] を選択します。 RTEP VLAN ホストの VLAN を入力します。 すべてのノードの IP プール IP アドレス プールの名前を入力します。 場所間の MTU
「9000」と入力します。 - [保存] をクリックします。
- ローカル マネージャの構成をグローバル マネージャにインポートします。
- ドロップダウン メニューからグローバル マネージャのコンテキストを選択します。
- [システム] タブで、[ロケーション マネージャ] ペインを選択します。
- [場所] で [インポート] をクリックします。
このオプションが表示されるまで 15 分以上かかる場合があります。
- 最新のバックアップがあることを確認し、[インポートを続行] をクリックします。
- [インポートを準備中] ダイアログ ボックスで、[次へ] をクリックし、[インポート] をクリックします。
インポートが成功したことが確認されるまで待機します。
グローバル マネージャにインポートされたローカル マネージャ オブジェクトはグローバル マネージャによって所有され、GM アイコン付きで [ローカル マネージャ] に表示されます。これらのオブジェクトは、グローバル マネージャからのみ変更できます。