VMware PowerCLI を使用して、カスタム ISO を作成できます。
前提条件
VMware PowerCLI 12.0 以降。
手順
- カスタム ISO の作成に使用するソフトウェア仕様に必要な情報を収集します。
- VMware PowerCLI で、
Get-DepotBaseImages
コマンドレットを使用して、パッチ ポータルからダウンロードした ESXi パッチの zip ファイルから基本イメージ バージョンを取得します。例:Get-DepotBaseImages “c:\temp\VMware-ESXi-7.0U1d-17551050-depot.zip”
-
Get-DepotAddons
コマンドレットを使用して、VMware Customer Connect からダウンロードした ESXi の OEM アドオンの zip ファイルからアドオン名とバージョンを取得します(該当する場合)。例:Get-DepotAddons “c:\temp\HPE-701.0.0.10.6.5.12-Jan2021-Synergy-Addon-depot.zip”
- VMware PowerCLI で、
- 手順 1 で収集した情報を使用して、ソフトウェア仕様を作成します。
ソフトウェア仕様は、ESXi バージョンとベンダー アドオン(該当する場合)に関する情報を含む JSON ファイルです。例:
{ "add_on": { "name": "HPE-Custom-Syn-AddOn", "version": "701.0.0.10.6.5-12" }, "base_image": { "version": "7.0.1-0.30.17551050" }, "components": null, "hardware_support": null, "solutions": null }
- VMware PowerCLI で、
New-IsoImage
コマンドレットを使用してカスタム ISO を生成します。例:New-IsoImage -SoftwareSpec “c:\temp\HPE-70U1d-custom.JSON” -Depots “c:\temp\VMware-ESXi-7.0U1d-17551050-depot.zip” , “c:\temp\HPE-701.0.0.10.6.5.12-Jan2021-Synergy-Addon-depot.zip” -Destination “c:\temp\HPE-70U1d-custom.iso”
手順 2 で作成したソフトウェア仕様へのパスを指定します。デポには、サポートされている ESXi バージョンおよびベンダー アドオンの zip ファイルのパスが含まれています。ターゲットには、カスタム ISO ファイルのパスとファイル名が含まれています。New-IsoImage
コマンドレットの詳細については、 https://code.vmware.com/docs/11794/cmdletreference//doc/New-IsoImage.htmlを参照してください。