API を呼び出すか、SDDC Manager ユーザー インターフェイスにログインまたはログアウトすると、VMware Cloud Foundation は要求を追跡するアクティビティ ログ ファイルを作成します。アクティビティ ログを使用して、ユーザー アクションのパターンを分析し、メトリックを収集できます。
SDDC Manager アプライアンスでは、次のログを使用できます。
ログ名 | 場所 |
---|---|
sddc-manager-ui-activity.log | /var/log/vmware/vcf/sddc-manager-ui-app |
domainmanager-activity.log | /var/log/vmware/vcf/domainmanager |
operationsmanager-activity.log | /var/log/vmware/vcf/operationsmanager |
lcm-activity.log | /var/log/vmware/vcf/lcm |
vcf-commonsvcs-activity.log | /var/log/vmware/vcf/commonsvcs |
アクティビティ ログの構造
すべてのアクティビティ ログは、次の JSON スキーマを使用します。
{ "timestamp":"", "username":"", "clientIP":"", "userAgent":"", "api":"", "httpMethod":"", "httpStatus" :"", "operation" :"", "remoteIP" :"" }
アクティビティ ログの例
次の例は、
domainmanager-activity.log にあります。
{"username":"[email protected]", "timestamp":"2022-01-19T16:59:01.9192 ", "client IP":"10.0.0.253", "userAgent":"Mozilla/5.0 (Windows NT 6.3; Win 64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/97.0.4692.71 Safari/537.36", "api":"/domainmanager/vl/vra/domains","httpMethod":"GET", "httpStatus":200, "operation":"Gets vRealize Automation integration status for workload domains","remote IP":"127.0.0.1"}
- username:API 要求がトリガされたシステムのユーザー名。例:"[email protected]"。
- timestamp:UTC 形式 "YYYY-MM-DD'T'HH:MM:SS.SSSXXX" で実行された操作の日時と時刻。例:"2022-01-19T16:59:01.9192"。
- client IP:ユーザーのシステムの IP アドレス。例:"10.0.0.253"。
- userAgent:Web ブラウザ名、Web ブラウザのバージョン、オペレーティング システム名、オペレーティング システム アーキテクチャ タイプなどのユーザーのシステム情報。例:"Mozilla/5.0 (Windows NT 6.3;Win 64、x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/97.0.4692.71 Safari/537.36"
- api:操作を実行するために呼び出された API。例:"/domainmanager/vl/vra/domains"。
- httpMethod:REST API の HTTP メソッド。例:"GET"。
- httpStatus:API の呼び出し後に受信した応答コード。例:200。
- operation:実行された操作またはアクティビティ。例:"Gets vRealize Automation integration status for workload domains"。
- remoteIP:要求イニシエータの remoteIP。例:"127.0.0.1"
アクティビティ ログ保持ポリシー
ログ ファイルは、次の名前形式を使用して毎日ファイルにロールオーバーされます:<service-name>.<YYYY>-<MM>-<DD>.0.log.gz。例:domainmanager.2022-01-22.0.log.gz。
ログ履歴は 30 日間保存されます。ログ保持ファイルの最大サイズは 100 MB に設定されています。
ログ分析
vRealize Log Insight を VMware Cloud Foundation と統合することで、ログの集約と分析を実行できます。詳細については、VMware Cloud Foundation のインテリジェントなログと分析の実装を参照してください。