このセクションでは、ストレッチ クラスタで使用されるアベイラビリティ ゾーンとリージョンについて説明します。
アベイラビリティ ゾーン
アベイラビリティゾーンは、インフラストラクチャ コンポーネントのコレクションです。各アベイラビリティ ゾーンは、物理的に別個の独立したインフラストラクチャ上で動作し、高い信頼性を提供するように設計されています。各ゾーンには、独立した電源、冷却、ネットワーク、およびセキュリティの機能が必要です。
さらに、これらのゾーンを物理的に分離して、影響を受けるゾーンが 1 つだけで済むようにします。アベイラビリティ ゾーン間の物理的な距離は、ゾーン間で 1 桁の少ない待ち時間(5 ミリ秒未満)と広い帯域幅 (10 Gbps) を提供できるよう十分に短くします。
アベイラビリティ ゾーンは、大都市間の距離にある 2 つの独立したデータセンター、または同じ大規模データセンター内の 2 つの安全セクターまたは防火セクター(データ ホール)のいずれかになります。
リージョン
リージョン A はサンフランシスコ、リージョン B はロサンゼルス (LAX) というように、リージョンは 2 箇所の別々の地域を指します。リージョン間の距離は、アベイラビリティ ゾーン間の距離よりも大きくすることができます。リージョン間の遅延は、150 ミリ秒未満にする必要があります。