この手順を使用して、VMware Cloud Foundation コンポーネント間で DNS サーバ構成を更新します。

SDDC Manager は、DNS サーバを使用して、システム内のコンポーネントに名前解決を提供します。DNS サーバ構成を更新すると、 SDDC Manager は、次のコンポーネントの DNS 構成の更新を実行します。
  • SDDC Manager
  • vCenter Server
  • ESXi ホスト
  • NSX Manager
  • NSX Edge ノード
  • vRealize Suite Lifecycle Manager
  • vRealize Log Insight
  • vRealize Operations
  • vRealize Automation
更新に失敗した場合、SDDC Manager は更新に失敗したコンポーネントの DNS 設定をロールバックします。根本的な問題を修正し、更新に失敗したコンポーネントから更新を再試行します。
注: vRealize Suite Lifecycle Manager のロールバックは行われません。ログを確認し、問題があれば解決してから更新を再試行します。

環境のサイズによっては、DNS サーバ構成の更新が完了するまでに時間がかかることがあります。DNS の更新は、システム ユーザーへの影響を最小限に抑えられる時間にスケジュール設定します。

この手順では、SDDC Manager ユーザー インターフェイス を使用します。

前提条件

  • 更新された DNS サーバ情報を使用する各 VMware Cloud Foundation コンポーネントの正引きと逆引きの両方の DNS 解決が機能していることを確認します。
  • VMware Cloud Foundation コンポーネントから新しい DNS サーバにアクセスできることを確認します。
  • SDDC Manager からすべての VMware Cloud Foundation コンポーネントにアクセスできることを確認します。
  • すべての VMware Cloud Foundation コンポーネントが アクティブ 状態であることを確認します。

手順

  1. SDDC Manager ユーザー インターフェイス で、[管理] > [ネットワーク設定] をクリックします。
  2. [ネットワーク設定] 画面で、[DNS 構成] タブをクリックします。
  3. DNS サーバを更新するには、[編集] をクリックします。
  4. DNS 構成を更新します。
    1. [概要] セクションを展開し、[次へ] をクリックします。
    2. [前提条件] セクションを展開し、[次へ] をクリックします。
    3. [DNS 構成の編集] セクションを展開し、[プライマリ DNS サーバ] および [代替 DNS サーバ] を更新し、[保存] をクリックします。
      注: 代替 DNS サーバはオプションです。