管理ドメインまたは VI ワークロード ドメインの NSX Manager を場所としてグローバル マネージャに追加します。この NSX Manager は、ローカル マネージャと呼ばれるようになりました。次に、セグメント、Tier-0 ゲートウェイ、および Tier-1 ゲートウェイをローカル マネージャからグローバル マネージャにインポートします。

手順

  1. NSX-T ローカル マネージャ クラスタの証明書サムプリントを取得します。
    1. いずれかの NSX-T Manager 仮想マシンで SSH を有効にします。
    2. vCenter Server ユーザー インターフェイスから、いずれかの NSX-T Manager の Web コンソールを開き、管理者ユーザーにログインします。
    3. start service ssh コマンドを実行して、NSX-T Manager で SSH を有効にします。
    4. SSH (Secure Shell) クライアントを使用し、管理者ユーザーで同じ NSX-T Manager にログインします。
    5. get certificate cluster thumbprint コマンドを実行して、ローカル マネージャ クラスタの仮想 IP アドレスのサムプリントを取得します。
      sfo-m01-nsxt01c> get certificate cluster thumbprint
      b88c4e052fe61309915527511e7f1b25970286a51cf1dd68ea881daba1ed0a9f
    6. サムプリントを保存します。
    7. stop service ssh コマンドを実行して、NSX-T Manager で SSH を無効にします。
  2. NSX Manager をグローバル マネージャに場所として追加します。
    1. https://active_gm_vip_fqdn/ のグローバル マネージャにログインします。
    2. [システム] > [ロケーション マネージャ] の順に選択し、[オンプレミスの場所を追加] をクリックします。
    3. [新しい場所を追加] ダイアログ ボックスで、場所の詳細を入力します。

      オプション

      説明

      場所の名前

      場所の名前を入力します。

      FQDN/IP アドレス

      NSX Manager クラスタの仮想 IP アドレスの FQDN または IP アドレスを入力します。個々の NSX Manager の FQDN または IP アドレスは入力しないでください。

      ユーザー名およびパスワード

      その場所の NSX Manager の管理者ユーザーの認証情報を指定します。

      SHA-256 サムプリント

      手順 1 で取得したサムプリントを追加します。

      互換性の確認

      [互換性の確認] をクリックして場所を追加できることを確認します。これにより、NSX-T Data Center バージョンに互換性があることをチェックします。

    4. [保存] をクリックします。
  3. ローカル マネージャ ノードでネットワークを構成します。
    1. [ロケーション マネージャ] 画面の [場所] セクションで、追加する場所の下の [ネットワーク] をクリックし、[構成] をクリックします。
    2. [ネットワーク拡張用の Edge ノードの構成] ページで、[すべて選択] をクリックします。
    3. [リモート トンネル エンドポイントの構成] ペインで、次の詳細を入力します。

      オプション

      ホスト スイッチ nsxDefaultHostSwitch
      チーミング ポリシー名 [デフォルトを使用] を選択します。
      RTEP VLAN ホストの VLAN を入力します。
      すべてのノードの IP プール IP アドレス プールを選択します。
    4. [保存] をクリックします。
  4. ローカル マネージャの構成をグローバル マネージャにインポートします。
    1. ドロップダウン メニューからグローバル マネージャのコンテキストを選択します。
      注: ドロップダウン メニューを表示するには、ブラウザを更新するか、ログアウトしてグローバル マネージャにログインする必要がある場合があります。
    2. [システム] タブで、[ロケーション マネージャ] ペインを選択します。
    3. [場所][インポート] をクリックします。

      このオプションが表示されるまで 15 分以上かかる場合があります。

    4. 最新のバックアップがあることを確認し、[インポートを続行] をクリックします。
    5. [インポートを準備中] ダイアログ ボックスで、[次へ] をクリックし、[インポート] をクリックします。

      インポートが成功したことが確認されるまで待機します。

    グローバル マネージャにインポートされたローカル マネージャ オブジェクトはグローバル マネージャによって所有され、GM アイコン付きで [ローカル マネージャ] に表示されます。これらのオブジェクトは、グローバル マネージャからのみ変更できます。