VxRail VI 構成ウィザードを使用して、VI ワークロード ドメインを作成します。

SDDC Manager ユーザー インターフェイス では、複数の VxRail VI ワークロード ドメインの作成タスクを並行して実行できます。

手順

  1. SDDC Manager ユーザー インターフェイスのナビゲーションで、[インベントリ] > [ワークロード ドメイン] の順に移動します。
  2. [+ ワークロード ドメイン] をクリックし、[VI - VxRail 仮想インフラストラクチャの設定] を選択します。
  3. 前提条件が満たされていることを確認します。ワークロード ドメインの前提条件を参照してください。続行するには、[開始] をクリックします。
  4. このワークロード ドメインに使用するストレージのタイプを選択します。[選択] をクリックします。
    VI - VxRail 仮想インフラストラクチャ セットアップ ウィザードが開きます。
  5. 次の情報を入力して、VxRail VI 構成を完了します。
    オプション 説明
    VxRail Manager
    • VxRail Manager のホスト名(FQDN にする必要があります)

      VxRail Manager に [接続] して、VxRail Manager の SSL サムプリントを確認します。

    • VxRail Manager の管理者認証情報
      • 管理者ユーザー名
      • 管理者パスワード
      • 管理者パスワードの確認
    • VxRail Manager の root 認証情報
      • root ユーザー名
      • root パスワード
      • root パスワードの確認
    一般情報 SSO ドメインを含むワークロード ドメインに関する基本情報を指定します。VI ワークロード ドメインを作成する際は、それを管理ドメインの vCenter Single Sign-On ドメイン、または他のワークロード ドメインでは使用されていない新しい vCenter Single Sign-On ドメインに参加させることができます。新しい vCenter Single Sign-On ドメインを参加させると、VI ワークロード ドメインを VMware Cloud Foundation インスタンス内の他のワークロード ドメインから隔離できます。VI ワークロード ドメインの vCenter Single Sign-On ドメインによって、ローカルの認証領域が決まります。
    • 仮想インフラストラクチャ名:名前は一意で、3 ~ 20 文字で指定する必要があります。VI 名には文字、数字、ハイフンを含めることができますが、スペースを含めることはできません。
    • データセンター名
    • SSO ドメイン
      • 新しい SSO ドメインの作成
        注: 新しい SSO ドメインを作成する前に、管理ドメイン内のすべてのコンポーネントを VMware Cloud Foundation 5.0 にアップグレードする必要があります。
      • 管理 SSO ドメインへの参加
    新しい SSO ドメインを作成する場合は、次の情報を指定します。
    • ドメイン名(mydomain.local など)を入力します。
      注: ドメイン名が一意であり、大文字が含まれていないことを確認します。
    • SSO 管理者アカウントのパスワードを設定します。

      これはユーザー administrator@your_domain_name のパスワードです。

    • 管理者パスワードを確認します。
    クラスタ この新しいワークロード ドメインに作成される最初のクラスタの詳細を入力します。

    名前は一意で、3 ~ 80 文字である必要があります。クラスタ名には文字、数字、ハイフンを含めることができ、またスペースを含めることができます。

    コンピューティング vCenter Server 構成に関する情報を指定します。
    • vCenter Server の FQDN(完全修飾ドメイン名である必要があります)。(FQDN)
    • vCenter Server のサブネット マスク
    • vCenter Server のデフォルト ゲートウェイ
    • vCenter Server の root パスワード
    • vCenter Server の root パスワードの確認
    ネットワーク VI ワークロード ドメインで使用する NSX Manager クラスタに関する情報を指定します。別の VI ワークロード ドメインに NSX Manager クラスタがすでに配置されている場合は、その NSX Manager クラスタを再利用するか、新しいクラスタを作成します。
    • [新しい NSX インスタンスの作成]
      注:
      • VMware Cloud Foundation インスタンスの最初の VI ワークロード ドメインである場合は、NSX Manager インスタンスを作成する必要があります。
      • VI ワークロード ドメインが新しい SSO ドメインに参加している場合は、新しい NSX Manager インスタンスを作成する必要があります。
      • NSX Manager クラスタの詳細を指定します。
        • 3 つの NSX Manager ノードの FQDN
        • NSX Manager クラスタの FQDN
        • NSX Manager の管理者パスワード
        • NSX Manager の監査パスワード
    • [既存の NSX インスタンスを使用]
      注:
      • 異なる SSO ドメインにある VI ワークロード ドメイン間で NSX Manager インスタンスを共有することはできません。
      • VI ワークロード ドメイン用に新しい SSO ドメインを作成する場合、NSX Manager インスタンスは異なる SSO ドメイン内の 1 つ以上の VI ワークロード ドメインと共有されます。
      • NSX Manager インスタンスを選択します。
        注: 展開中のワークロード ドメインの NSX Manager は共有できず、使用可能な NSX Manager のリストに表示されません。
    • オーバーレイ ネットワーク
      • VLAN ID
      • IP アドレスの割り当て:DHCP または静的 IP アドレス プール(以下の説明を参照)
    オプション 説明
    DHCP このオプションを使用すると、VMware Cloud Foundation はホスト オーバーレイ ネットワーク TEP に DHCP を使用します。

    DHCP サーバを NSX ホスト オーバーレイ(ホスト TEP)VLAN 上に構成する必要があります。NSX が VI ワークロード ドメインの TEP を作成すると、DHCP サーバから IP アドレスが割り当てられます。

    静的 IP アドレス プール このオプションを使用すると、VMware Cloud Foundation はホスト オーバーレイ ネットワーク TEP に静的 IP アドレス プールを使用します。既存の IP アドレス プールを再利用することも、新しい IP アドレス プールを作成することもできます。
    新しい静的 IP アドレス プールを作成するには、次の情報を指定します。
    • プール名
    • 説明
    • CIDR
    • IP アドレス範囲
    • ゲートウェイの IP アドレス
    IP アドレス範囲に、静的 IP アドレス プールを使用するホストの数に十分な IP アドレスが含まれていることを確認してください。必要な IP アドレスの数は、ホスト オーバーレイ ネットワークを処理する vSphere Distributed Switch に使用される ESXi ホスト上の物理 NIC の数によって異なります。たとえば、ホスト オーバーレイ トラフィックに 2 つの物理 NIC を使用する 4 つの物理 NIC を持つホストでは、静的 IP アドレス プールに 2 つの IP アドレスが必要です。
    注: NSX ホスト オーバーレイ ネットワーク TEP に静的 IP アドレスを使用するクラスタを拡張することはできません。
    オプション 説明
    ホストの選択 類似または同一のストレージ構成を含め、すべてのクラスタ メンバーに類似または同一の構成を持つ ESXi ホストを追加します。3 台以上のホストが必要です。ホストを選択して追加するための 2 段階のプロセス。
    • クラスタに追加するホストを選択する
      注: デフォルトでは、プライマリ ノードが選択されています
    • ホストの詳細を指定する([クイック フィル オプション] を使用できます)
    次の手順に進む前に [ホストの IP アドレスの解決] をクリックする必要があります。このボタンは、すべてのホストの詳細を入力した後に有効になります。
    スイッチ構成 VxRail クラスタ内のホストに適用される Distributed Switch 構成を指定します。事前定義済みの NIC 構成プロファイルを選択し、事前構成済みの Distributed Switch と詳細を確認します。VDS とポートグループ名の情報が構成されており、ここで編集できます。
    注: Distributed Switch 構成には、すべてのホストで同種のホスト ネットワーク アダプタが必要です。Distributed Switch の構成には、すべてのホストで同じ列挙のアダプタのみを使用できます。
    ホストおよび仮想マシン ネットワーク ホストと仮想マシンのネットワークの詳細を構成します。
    • 管理ネットワーク:VLAN ID、CIDR、およびゲートウェイ
    • vSAN:VLAN ID、CIDR、ゲートウェイ、および IP アドレス範囲
    • vMotion ネットワーク:VLAN ID、CIDR、ゲートウェイ、および IP アドレス範囲
    ライセンス NSX、VMware vSAN、および VMware vSphere のライセンスを選択します。
    注: VCF+ を使用している場合、ライセンス キーは必要ありません。
    確認 ワークロード ドメインの設定を確認します。
    検証 構成を検証します
  6. [検証] 画面で、すべての入力が正常に検証されるまで待機し、[完了] をクリックします。
    検証に失敗した場合は、続行できません。 [戻る] ボタンで設定画面に戻り、設定を変更して再試行してください。
    VxRail VI ワークロード ドメインの作成タスクがトリガされます。