vRealize Suite Lifecycle Manager を VMware Cloud Foundation モードで展開するには、SDDC Manager を使用します。その後、展開後に必要な構成を実行します。
デフォルトでは、VMware Cloud Foundation は NSX を使用して NSX セグメントを作成し、vRealize Suite Lifecycle Manager および vRealize Suite 製品をこれらの NSX セグメントに展開します。VMware Cloud Foundation 4.3 以降では、管理ドメインのブリングアップ プロセスで NSX セグメントは構成されなくなりましたが、代わりに SDDC Manager ユーザー インターフェイス を使用して構成されます。新しいプロセスでは、オーバーレイでバッキングされたセグメントまたは VLAN でバッキングされたセグメントのいずれかを使用できます。VMware Cloud Foundation でのアプリケーション仮想ネットワークの展開を参照してください。
vRealize Suite Lifecycle Manager は、VMware Cloud Foundation モードで実行され、統合によって 2 つのコンポーネント間の認識が確保されます。SDDC Manager ユーザー インターフェイス から vRealize Suite 製品の展開を開始し、vRealize Suite Lifecycle Manager ユーザー インターフェイスにリダイレクトされて、そこで展開プロセスを完了します。
前提条件
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vRealize Suite Lifecycle Manager 用の VMware ソフトウェア インストール バンドルを VMware デポからローカル バンドル リポジトリにダウンロードします。VMware Cloud Foundation アップグレード バンドルのダウンロードを参照してください。
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クロスインスタンス NSX セグメント上で vRealize Suite Lifecycle Manager 仮想アプライアンスの IP アドレスを割り当て、正引き (A) と逆引き (PTR) の両方の DNS レコードを用意します。
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クロスインスタンス NSX セグメントで、NSX スタンドアローン Tier-1 ゲートウェイの IP アドレスを割り当てます。このアドレスは、展開時に作成されたスタンドアローン NSX Tier-1 ゲートウェイのサービス インターフェイスに使用されます。Tier-1 ゲートウェイは、特定の vRealize Suite 製品と Workspace ONE Access のロード バランシングに使用されます。
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十分なストレージ容量があることを確認します。
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必要なストレージ:178 GB
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仮想ディスク プロビジョニング:シン
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管理ドメイン vCenter Server が動作していることを確認します。
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NSX Manager が動作していることを確認します。
- 『プランニングおよび準備ガイド』の「[前提条件チェックリスト]」シートを確認します。