ストレッチ クラスタを拡張するにはホストを追加します。対称性とクラスタの均衡を保つため、両方のアベイラビリティ ゾーンに同じ数のホストを追加することをお勧めします。
手順
- 追加のホストを VMware Cloud Foundation にコミッショニングします。
ホストのコミッショニング を参照してください。
- コミッショニングしたホストの UID を取得します。
- ナビゲーション ペインで、[デベロッパー センター] > [API Explorer] の順にクリックします。
- ホスト管理用の API で [GET /v1/hosts] をクリックします。
- [実行] をクリックします。
- [ダウンロード] をクリックして、JSON ファイルをダウンロードします。
- JSON ファイルを開いて、ホストの UID をコピーします。
- 拡張するクラスタの ID を取得します。
- API Explorer で、クラスタ管理用の API に移動し、GET /v1/clusters をクリックします。
- [実行] をクリックします。
- [ダウンロード] をクリックして、JSON ファイルをダウンロードします。
- JSON ファイルを開き、拡張するクラスタのクラスタ ID をコピーします。
- vCenter Server からプライマリおよびセカンダリのアベイラビリティ ゾーンの名前を取得します。
- Web ブラウザで、https://vcenter_server_fqdn/ui の vCenter Server にログインします。
- [メニュー] > [ホストおよびクラスタ] の順に選択します。
- インベントリ パネルで、[vCenter Server] > [データセンター] を展開します。
- [クラスタ] を選択し、[構成] タブをクリックします。
- [vSAN] の下で、[フォルト ドメイン] を選択します。
- プライマリおよびセカンダリのアベイラビリティ ゾーンの名前を書き留めます。
- JSON 要求の本文を準備します。
- [Patch /v1/clusters/id] をクリックします。
- [ClusterUpdateSpec] フィールドで [Cluster Update Data ClusterUpdateSpec {...}] をクリックします。
- [ダウンロード] をクリックして、JSON ファイルをダウンロードします。
- ダウンロードした JSON ファイルを編集して、次の例のような拡張セクションのみが含まれるようにします。azName フィールドに、手順 4 で取得したプライマリ名とセカンダリ名を入力します。
注: 追加する ESXi ホストは、ストレッチ クラスタ内の既存のホストと同じ vmnic-vSphere Distributed Switch マッピングを使用する必要があります。たとえば、既存のホストが vmnic0 と vmnic1 を vSphere Distributed Switch 1 に、vmnic2 と vmnic3 を vSphere Distributed Switch 2 にマッピングする場合、追加するホストは、同じ vmnics を同じ vSphere Distributed Switch にマッピングする必要があります。
{ "clusterExpansionSpec": { "hostSpecs": [ { "id": "[ESXi host 1 ID]", "licenseKey": "XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX", "azName":"primary/secondary", "hostNetworkSpec": { "vmNics": [{ "id": "vmnic0", "vdsName": "<vSphere Distributed Switch 1>" }, { "id": "vmnic1", "vdsName": "<vSphere Distributed Switch 2>" } ] } }, { "id": "[ESXi host 2 ID]", "licenseKey": "XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX", "azName":"primary/secondary", "hostNetworkSpec": { "vmNics": [{ "id": "vmnic0", "vdsName": "<vSphere Distributed Switch 1>" }, { "id": "vmnic1", "vdsName": "<vSphere Distributed Switch 2>" } ] } }, { "id": "[ESXi host 3 ID]", "licenseKey": "XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX", "azName":"primary/secondary". "hostNetworkSpec": { "vmNics": [{ "id": "vmnic0", "vdsName": "<vSphere Distributed Switch 1>" }, { "id": "vmnic1", "vdsName": "<vSphere Distributed Switch 2>" } ] } }, { "id": "[ESXi host 4 ID]", "licenseKey": "XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX", "azName":"primary/secondary", "hostNetworkSpec": { "vmNics": [{ "id": "vmnic0", "vdsName": "<vSphere Distributed Switch 1>" }, { "id": "vmnic1", "vdsName": "<vSphere Distributed Switch 2>" } ] } } ] } }
- クラスタの拡張 API を実行します。
- [ClusterUpdateSpec] フィールドで、手順 5 で準備したペイロードを使用してクラスタ ID(手順 3 で取得した ID)と JSON ファイルを更新します。
- [実行] をクリックします。
- タスクが完了するまで監視します。
- 必要に応じて、新しく追加された各ホストに SSH で接続し、Witness(監視)ホストの vSAN ネットワークへのスタティック ルートを追加します。新しく追加されたホストの vSAN ネットワークにアクセスできない場合は、Witness(監視)ホストにもスタティック ルートを追加します。
- [クラスタが許容するホスト障害] の値を、クラスタ拡張後の AZ1 のホスト数に更新します。
- 管理 vCenter Server にログインします。
- [クラスタ] を選択し、[構成] タブをクリックします。
- [サービス] で [vSphere 可用性] をクリックし、[編集] をクリックします。
- [クラスタ設定の編集] ダイアログ ボックスの [アドミッション コントロール] 画面で、クラスタが許容するホスト障害の値をアベイラビリティ ゾーン 1 のホスト数に設定して、[OK] をクリックします。