VMware Private AI Foundation with NVIDIA を使用すると、NVIDIA のアクセラレーション コンピューティングと、VMware Cloud Foundation の仮想インフラストラクチャ管理およびクラウド管理を使用して、生成 AI ワークロードを実行できます。

VMware Private AI Foundation with NVIDIA は VMware Cloud Foundation をベースにしており、VMware Aria Operations、VMware Aria Automation、および VMware Data Services Manager に GPU および AI を中心とした機能が追加されています。

VMware Private AI Foundation with NVIDIA 5.2.1 | 2024 年 10 月 9 日

VMware Private AI Foundation with NVIDIA 5.2 | 2024 年 7 月 23 日

これらのリリース ノートに対する追加および更新を確認してください。

新機能

VMware Cloud Foundation 5.2.1

  • vSphere Client には、AI ワークロードと VMware Data Services Manager を実行するためのスーパーバイザー インスタンスを使用して GPU 対応のワークロード ドメインを設定するためのガイド付き展開 ワークフローが用意されています。

  • VMware Aria Automation のセルフサービス カタログは、pgvector データベースを使用した Retrieval-Augmented Generation (RAG) AI ワークロード、または VMware Data Services Manager 上のスタンドアローン pgvector データベース用に個別のアイテムを提供します。

  • VMware Aria Automation の AI セルフサービス カタログ アイテムは、Data Center GPU Manager (DCGM) Exporter を使用して、展開された AI ワークロードから Prometheus および Grafana への GPU 関連メトリックの収集と公開をサポートします。

  • VMware Aria Automation のセルフサービス カタログを使用して、PyTorch または TensorFlow を使用してディープ ラーニング仮想マシンを展開するときに JupyterLab 認証を有効にできます。

  • ML モデルは、ディープ ラーニング仮想マシンからアクセス可能な中央の Harbor レジストリに保存して、組織間および環境全体にわたる検証、ガバナンス、移植性を実現できます。

VMware Cloud Foundation 5.2

  • VMware Aria Automation のセルフサービス カタログには、RAG ワークロードをプロビジョニングするためのアイテムが個別に用意されています。

  • VMware Aria Automation のセルフサービス カタログに VMware Data Services Manager との統合を追加できます。

VMware Deep Learning VM イメージ

互換性

VMware Private AI Foundation with NVIDIA の機能は、VMware Cloud Foundation、および VMware Cloud Foundation で実行されている特定のバージョンの VMware Aria Operations、VMware Aria Automation、および VMware Data Services Manager で使用できます。

VMware Cloud Foundation のバージョン

VMware Aria コンポーネントおよび VMware Data Services Manager のバージョン

VMware Cloud Foundation 5.2.1

  • VMware Aria Operations 8.18.1

  • VMware Aria Automation 8.18.1

  • VMware Data Services Manager 2.1

VMware Cloud Foundation 5.2

  • VMware Aria Operations 8.18

  • VMware Aria Automation 8.18

  • VMware Data Services Manager 2.1

インストールとアップグレード

VMware Private AI Foundation with NVIDIA は、VMware Cloud Foundation 上で実行され、VMware Cloud Foundation の部品表に含まれるコンポーネントに基づいています。

VMware Cloud Foundation のデプロイの詳細については、VMware Cloud Foundation デプロイ ガイドを参照してください。VMware Cloud Foundation のアップグレードの詳細については、VMware Cloud Foundation ライフサイクル管理を参照してください。

VMware Cloud Foundation 上に VMware Private AI Foundation with NVIDIA の機能を追加する方法については、プライベート AI ワークロードの展開のための VMware Cloud Foundation の準備を参照してください。

ライセンス情報

VMware Private AI Foundation with NVIDIA は、VMware Cloud Foundation のソリューション ライセンスで利用できます。また、ESXi ホストおよびゲスト OS ドライバ用のホスト ドライバ VIB ファイルを使用したり、NVIDIA NGC カタログから AI コンテナ イメージをダウンロードしたりするには、NVIDIA AI Enterprise ライセンスも必要です。VMware Private AI Foundation with NVIDIA の展開の要件を参照してください。

ドキュメント

VMware Cloud Foundation 環境で AI ワークロードを実行し ML モデルを保存するための概要と手順については、『VMware Private AI Foundation with NVIDIA ガイド』を参照してください。

VMware Cloud Foundation 5.2.1 の既知の問題

  • vCenter Server と同期された SDDC Manager のタスクが、vSphere Client では失敗と報告され、SDDC Manager では進行中と報告される

    Private AI Foundation のガイド付き展開でのワークロード ドメインの作成など、vSphere Client から開始された SDDC Manager の操作がエラーで完了すると、タスクは vSphere Client では失敗と表示され、SDDC Manager ユーザー インターフェイスには進行中と表示されます。

    vSphere Client のタスク ステータスを考慮してください。

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