アクティブなグローバル マネージャの高可用性を実現するには、追加のインスタンスでグローバル マネージャをアクティブ クラスタのスタンバイとして構成します。最初のインスタンスでクラスタに障害が発生した場合は、追加のインスタンスでクラスタを使用してネットワーク機能を提供できます。

前提条件

スタンバイ グローバル マネージャ クラスタを作成します。 VMware Cloud Foundation のグローバル マネージャ クラスタの作成を参照してください。

手順

  1. スタンバイ グローバル マネージャ クラスタの証明書サムプリントを取得します。
    1. いずれかの NSX Manager 仮想マシンで SSH を有効にします。
    2. vCenter Server ユーザー インターフェイスから、いずれかの NSX Manager の Web コンソールを開き、管理者ユーザーにログインします。
    3. start service ssh コマンドを実行して、NSX Manager で SSH を有効にします。
    4. SSH (Secure Shell) クライアントを使用し、管理者ユーザーで同じ NSX Manager にログインします。
    5. get certificate cluster thumbprint コマンドを実行して、グローバル マネージャ クラスタのサムプリントを取得します。
      sfo-m01-nsxt01c> get certificate cluster thumbprint
      b88c4e052fe61309915527511e7f1b25970286a51cf1dd68ea881daba1ed0a9f
    6. サムプリントを保存します。
    7. stop service ssh コマンドを実行して、NSX Manager で SSH を無効にします。
  2. グローバル マネージャ インスタンスの追加
    1. https://active_gm_vip_fqdn/ のアクティブなグローバル マネージャにログインします。
    2. メインのナビゲーション バーで、[システム] > [ロケーション マネージャ] を選択します。
    3. [スタンバイの追加] をクリックします。
    4. 以前に取得した場所名、FQDN、ユーザー名とパスワード、および SHA-256 サムプリントを入力します。
    5. [互換性の確認] をクリックし、[保存] をクリックします。