VMware Cloud Foundation は、複数のワークロード ドメインおよび vSphere クラスタに SDDC の機能を分散します。ワークロード ドメインは、管理ワークロード ドメインか VI ワークロード ドメインかにかかわらず、コンピューティング、ストレージ、およびネットワーク キャパシティの論理的な抽象概念であり、1 つ以上の vSphere クラスタで構成されます。各クラスタは、1 つのラックに垂直に配置することも、複数のラックに水平方向にまたがって配置することもできます。
VMware Cloud Foundation のワークロード ドメイン クラスタとデータセンター ラック間の関係は 1 対 1 ではありません。ワークロード ドメイン クラスタは繰り返し可能なビルディング ブロックのアトミック ユニットですが、ラックはサイズの単位です。ワークロード ドメイン クラスタのサイズは異なる場合があるため、要件と物理インフラストラクチャの制約に応じて、ワークロード ドメイン クラスタをデータセンター ラックにマッピングします。スケーラビリティのニーズに応じて、各クラスタ タイプのラックの合計数を決定します。
ワークロード ドメイン クラスタからラックへの構成 |
説明 |
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単一のラック内のワークロード ドメイン クラスタ |
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複数のラックにまたがるワークロード ドメイン クラスタ |
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複数のアベイラビリティ ゾーンを持ち、各ゾーンが単一のラック内にあるワークロード ドメイン クラスタ |
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