クラウド管理者である場合は、VMware Cloud Foundation で、GPU 対応の ESXi を使用して VI ワークロード ドメインを展開し、そこでデータ サイエンティスト、MLOps エンジニア、DevOps エンジニアが AI ワークロードを実行します。
- VI ワークロード ドメインは、ホスト マネージャ ドライバ VIB ファイルを含む vSphere Lifecycle Manager イメージに基づいています。
- VI ワークロード ドメインの vCenter Server インスタンスは、管理ドメインの vCenter Single Sign-On ドメインに展開されます。
手順
- VMware Cloud Foundation 5.2.1 インスタンスの場合は、管理ドメインの vCenter Server インスタンス (https://<vcenter_server_fqdn>/ui) にログインします。
- を選択します。
- [Private AI Foundation] ガイド付き展開ワークフローを初めて使用する場合は、VMware Private AI Foundation with NVIDIA ライセンスを入力します。
- [Private AI Foundation] ワークフローで、[ワークロード ドメインの設定] セクションをクリックします。
- ワークロード ドメイン内の ESXi ホストの vSAN、NFS、iSCSI、および vMotion VMkernel ポートに固定 IP アドレスが自動的に割り当てられるネットワーク プールを作成します。
「
ネットワーク プール管理」を参照してください。ガイド付き展開ワークフローのウィザードには、SDDC Manager ユーザー インターフェイスにある同様のウィザードと同じオプションがあります。
- ESXi ホストをコミッショニングして、SDDC Manager のインベントリに追加します。
「
ホストのコミッショニング」を参照してください。ガイド付き展開ワークフローのウィザードには、SDDC Manager ユーザー インターフェイスにある同様のウィザードと同じオプションがあります。
- VI ワークロード ドメインを展開します。
ガイド付き展開ワークフローのウィザードには、SDDC Manager ユーザー インターフェイスと同じオプションがあります。ただし、
VMware Private AI Foundation with NVIDIA に固有の次の設定は除きます。
- ワークロード ドメインを管理 vCenter Single Sign-On (SSO) ドメインに参加させます。
- クラスタ ライフサイクル管理の場合は、[vLCM イメージを使用してこのクラスタを管理します] を選択し、NVIDIA のホスト ドライバ VIB ファイルを含む vSphere Lifecycle Manager イメージを選択します。
- NSX に基づいたネットワークのみを使用します。
- [NVIDIA vGPU] 状態が [準備完了] のホストを選択します。
- [後でライセンス] を選択し、SDDC Manager ユーザー インターフェイスまたは vSphere Client を使用して VMware Cloud Foundation ライセンスを VI ワークロード ドメインに割り当てます。vSAN ストレージの場合は、VMware vSAN ライセンス キーも追加する必要があります。
VI ワークロード ドメインの作成の詳細については、「SDDC Manager ユーザー インターフェイスを使用した VI ワークロード ドメインの展開」を参照してください。
- vSphere Client の VI ワークロード ドメインの vCenter Server インスタンスで、
vgpu.hotmigrate.enabled
詳細設定を true
に設定して、vGPU を搭載した仮想マシンを vSphere vMotion を使用して移行できるようにします。
結果
VI ワークロード ドメインが作成されると、その vCenter Server インスタンスが vSphere Client のインベントリに表示されます。