展開された VMware Cloud Director service インスタンスとの複数サイトのペアリングを通して、オンプレミスの VMware Cloud Director クラウド エンドポイントを追加できます。
プロバイダ組織にオンプレミスの VMware Cloud Director エンドポイントを追加するには、次のものが必要です。
- VMware Cloud Director service インスタンスからの受信トラフィックを許可するように構成されたオンプレミスの VMware Cloud Director インスタンス。このトピックを参照してください。
- オンプレミスの VMware Cloud Director インスタンスとペアリングするために以前に展開された VMware Cloud Director service インスタンス。
- オンプレミスの VMware Cloud Director インスタンス内に作成された特別なユーザー。
- オンプレミスの VMware Cloud Director インスタンスと既存の VMware Cloud Director service インスタンス間に設定された複数サイトのペアリング。
これらの前提条件をすべて満たすと、VMware Cloud Director インスタンスとそのリソースが VMware Cloud Partner Navigator の [インフラストラクチャ管理] メニューに表示され、リソースにアクセスして管理できるようになります。
オンプレミスの VMware Cloud Director インスタンスのリソースをユーザーにプロビジョニングするには、この手順に従って既存の VMware Cloud Director 組織をお客様の組織にリンクします。
VMware Cloud Director service インスタンスの展開
複数サイトのペアリングを有効にして、オンプレミスの VMware Cloud Director インスタンスのリソースにアクセスできるようにするには、プロバイダ組織内に VMware Cloud Director service インスタンスを展開している必要があります。まだ行っていない場合は、このトピックを参照して、手順を確認してください。
VMware Cloud Director での特別なユーザーの作成
- ユーザー名は
serviceadministratorにする必要があります。 - ユーザーには、次のすべての権限を含むロールが割り当てられている必要があります。
- 組織の表示
- 組織 VDC の表示
- プロバイダ VDC の表示
- ホストの表示
- vCenter Server の表示
必要な権限を含むカスタム ロールを作成し、新しいユーザーに割り当てる手順については、『VMware Cloud Director Service Provider 管理ポータル ガイド』を参照してください。
複数サイトのペアリング
VMware Cloud Director 複数サイトサイト機能を使用すると、複数の VMware Cloud Director インスタンスをペアリングして、それらのインスタンスと組織を単一エンティティとして管理できます。詳細については、このトピックを参照してください。
オンプレミスの VMware Cloud Director エンドポイントを VMware Cloud Partner Navigator に追加するには、そのサイトと組織を VMware Cloud Partner Navigator に展開された VMware Cloud Director service インスタンスのサイトと組織に関連付ける必要があります。複数サイトのペアリング プロセスは、VMware Cloud Director API を介して VMware Cloud Partner Navigator の外部で実行されます。
複数サイトのペアリングの詳細については、『VMware Cloud Director API プログラミング ガイド』の次のトピックを参照してください
