プロバイダ組織と自分が管理するすべてのお客様の組織について、マネージド サービス プロバイダ (MSP) 契約の請求期間のサービス使用量を表示し、ダウンロードできます。

月次請求期間の開始日は請求更新日 (ABD) によって決まります。これは、最初のサブスクリプションを作成して最初の SDDC をプロビジョニングした日付です。ABD は、月次請求書 (MBO) が VMware Cloud Provider Commerce Portal でスプーリングされた日付でもあります。

お客様の組織には、サービスをプロビジョニングした日付に設定された ABD もあります。お客様の組織にサービスを展開していない場合、その ABD は VMware Cloud Provider Commerce Portal に設定されません。代わりに、組織にサービスを展開して ABD が設定されるまで、カレンダー月の最初の日付が ABD と見なされます。
注: 組織の ABD が未設定の場合、ABD が設定されるまで現在のカレンダー月が請求期間と見なされます。たとえば、ABD が未設定で、4 月 10 日に請求期間の使用量を表示すると、4 月 1 日から 4 月 9 日までの使用量がテーブルに表示されます。
注: VMware Cloud Partner Navigator で特定の使用量が表示される月と、 VMware Cloud Provider Commerce Portal の月次請求書 (MBO) で同じ使用量が請求される月に不一致が生じる場合があります。これは、 VMware Cloud Provider Commerce Portal の MBO には、請求システムに遅れて到達した過去 90 日間の遅延分使用量とホスト以外の使用量が含まれる可能性があるためです。 VMware Cloud Partner Navigator では、実際に発生した月に過去 90 日間の未納分の使用量が表示されますが、 VMware Cloud Provider Commerce Portal では次回の MBO で同じ使用量を請求します。 VMware Cloud Provider Commerce Portal のデータは、すべて請求目的で参照してください。

前提条件

プロバイダ組織またはお客様の組織の使用状況を表示するための権限が必要です。ロールと権限を参照してください。

手順

  1. VMware Cloud Partner Navigator ツールバーで [使用量 & コマース] > [MSP] > [使用量] の順にクリックします。
  2. (オプション) 現在、[使用量] タブでカレンダー期間の使用量を表示している場合は、[請求期間に切り替え] をクリックします。

    当月の請求期間におけるプロバイダ組織のサービス使用量の集計がテーブルに表示されます。現在のカレンダー月の ABD に達していない場合、その月の請求期間はまだ始まっていないため、テーブルは空になります。

    注: 指定した月に存在しない日(たとえば、4 月 31 日)が ABD に該当する場合、翌月の 1 日が請求期間の開始日となります。
  3. ドロップダウン メニューから組織を選択して請求期間を指定し、[表示] をクリックします。

結果

選択した組織と請求期間の使用量の集計がテーブルに表示されます。

表 1. 使用状況レポートの詳細
レポートの列 説明
サービス サービスの名前。
製品ファミリ 製品ファミリの識別子。
SKU 名 各 SKU の一意の識別子。サービスとデータセンターごとに異なります。
顧客セグメント サービスの顧客セグメントを示します。
データセンター サービスまたはホストが使用あるいは展開デプロイされているリージョンの ID。
相互参照 - SKU 相互参照識別子。
説明 サービスの説明。
価格 請求金額。
使用量 合計使用量。
有効な使用量 請求対象の使用量。

次のタスク

  • テーブルの列ヘッダー内にあるフィルタ ボタンを使用して、レポート テーブルをフィルタリングできます。
  • 選択した組織と請求期間の使用状況を CSV ファイルとしてダウンロードするには、[ダウンロード] をクリックします。
  • 選択した請求期間のすべての組織の使用量を CSV ファイルとしてダウンロードするには、[すべてダウンロード] をクリックします。
  • カレンダー期間のサービス使用量が表示されます