Microsoft Services Provider License Agreement (SPLA) は、対象となる最新の Microsoft ソフトウェア製品のライセンスを利用して、エンド ユーザーにソフトウェア サービスおよびホステッド アプリケーションを提供するマネージド サービス プロバイダ (MSP) 向けのライセンス プログラムです。SPLA の契約期間は 3 年です。この間、対象となる Microsoft 製品のライセンスを月単位で取得し、テナントに提供するソフトウェア サービスとアプリケーションをホスティングできます。SPLA は、さまざまなホスティング シナリオをサポートしています。これにより、高度にカスタマイズされた堅牢なソリューションをユーザーに提供できます。

VMware Cloud Partner Navigator で Microsoft SPLA に署名する方法

VMware Cloud Partner Navigator で Microsoft SPLA の使用を開始するには、新しいソフトウェア サービス リセラー向けの補遺に署名する必要があります。署名はプロバイダ組織の登録時に行うことができます。すでにオンボーディングされている場合は、あとで組織の設定を行うときに署名できます。補遺に署名すると、VMware Cloud on AWS で Windows と SQL Server のライセンスを注文する機能を利用できるようになります。署名後、補遺の署名を取り消すことはできません。

ソフトウェア サービス リセラー向けの補遺に署名するには、組織の設定に移動します。ユーザー名をクリックして、[組織の表示] をクリックします。ソフトウェア サービス リセラー向けの補遺の設定は、組織の詳細の下に表示されます。

すでに Microsoft SPLA を使用しています。現在の SPLA で VMware Cloud on AWS を使用できますか。

いいえ。既存の Microsoft SPLA で VMware Cloud on AWS を使用することはできません。VMware Cloud インフラストラクチャで実行されている Windows Server または SQL インスタンスのライセンスは VMware から購入する必要があります。VMware Cloud 以外のハードウェア インフラストラクチャには、既存の SPLA を使用できます。

エンド ユーザーにライセンスを再販することはできますか。

はい。ソフトウェア サービス リセラー向けの補遺に署名すると、VMware Cloud on AWS コンソールで VMware から購入した Microsoft SQL Server と Microsoft Windows Server のライセンスを再販できます。

Microsoft 製品と一緒に付加価値サービスを提供できますか。

はい。パッチ管理などの付加価値サービスを提供できます。

VMware Cloud on AWS を使用して 独自の SPLA で他の Microsoft 製品を提供できますか。

はい。データセンター プロバイダで使用資格がある場合は、独自の SPLA に基づいて追加の Microsoft 製品を提供できます。SPLA で使用していることを報告する必要があります。

データセンター プロバイダ対象とはどのような意味ですか。

「データセンタープロバイダ対象」とは、Microsoft のライセンス サイトで公開されている Services Provider Use Rights (SPUR) でデータセンター プロバイダ対象と定義されている製品を意味します。

提供する追加の SPLA 製品がデータセンター プロバイダ対象かどうか、どのように確認すればよいですか。

データセンタープロバイダ対象製品には、SPUR というラベルが付いています。独自の SPLA での使用を報告し、SPLA 契約を遵守する必要があります。

AWS の再販 MSP として、VMware Cloud の Microsoft SPLA ライセンスを購入できますか。

いいえ。現在、AWS 再販 MSP は Microsoft SPLA の対象外です。