VMware Cloud services を ID プロバイダとして信頼することで、Commerce Portal と VMware Cloud services 間のシングル サインオン (SSO) 認証を有効にできます。
SSO の設定にはどのようなメリットがありますか。
組織内のユーザーに SSO を設定すると、次のようなメリットがあります。
- 単一のログイン認証情報を使用して、VMware Cloud services と Commerce Portal にわたるシームレスな認証が可能です。1 つのサービスにログインすると、ユーザーは再度ログインせずにサービス間を移動できるようになります。
- E メールで送信された一時コードにより、ユーザー ID の検証が強化されました。
- VMware Cloud services のオプションの多要素認証機能により、セキュリティが強化されました。
組織の SSO を設定する方法
管理者ユーザーが VMware Cloud services を使用して組織内のユーザーに SSO を設定するには、VMware Cloud services を ID プロバイダとして信頼する必要があります。
組織で SSO を有効にするには、SSO を有効にする PRM ID を持つ VMware Cloud Partner Navigator プロバイダ組織が必要です。VMware Cloud Partner Navigator プロバイダ組織を作成するには、このトピックを参照してください。
- Commerce Portal ツールバーで、ユーザー名の横にあるドロップダウン メニューを展開し、[プロファイル] をクリックします。
- [VMware Cloud Services を ID プロバイダとして信頼] チェック ボックスをオンにします。
ポップアップ ウィンドウが表示されます。
- 操作を確認するには、チェック ボックスをオンにして、[確認] をクリックします。
これで、ID プロバイダとしての VMware Cloud services との信頼関係が確立されました。VMware Cloud services 組織と Commerce Portal 組織の両方に属するすべてのユーザーは、VMware Cloud services 認証情報を使用して Commerce Portal に SSO でログインできるようになりました。
重要:
Commerce Portal 組織にのみ属するユーザーは、
VMware Cloud services を介して SSO を実行できません。これらのユーザーの SSO を有効にするには、最初にユーザーを
VMware Cloud services 組織に追加する必要があります。