AWS Direct Connect への接続をセットアップするには、AWS コンソールから発注し、VMware Cloud on AWS が使用可能なリージョンに Direct Connect 接続を作成します。

接続タイプ

AWS は、次の 3 種類の Direct Connect 接続を提供しています。
専用接続

専用接続は、複数のプライベート/パブリック仮想インターフェイス (VIF) と 1 つの中継 VIF をサポートする単一ユーザー専用の物理的イーサネット ポートを提供します。

専用接続を注文するには、AWS Direct Connect パートナー プログラムのメンバーに、SDDC と同じリージョンの AWS Direct Connect ロケーションに回線のプロビジョニングを依頼します。この要求を行う際は、(顧客管理)AWS アカウントを使用してください。回線のプロビジョニング後、NSX[Direct Connect] 画面の [AWS アカウント ID] フィールドに表示されるアカウントで、SDDC にホスト型プライベート VIF を作成します。SDDC グループのメンバーである SDDC では、アカウントに Direct Connect Gateway (DXGW) を作成して、そこに DXGW から中継 VIF を接続できます。VMware Transit Connect による SDDC 展開グループの作成と管理を参照してください。

ホスト型接続

ホスト型接続は複数のユーザーによって共有され、AWS Direct Connect パートナーによってユーザーの AWS アカウントにプロビジョニングされる回路です。回線のプロビジョニング後、NSX[Direct Connect] 画面の [AWS アカウント ID] フィールドに表示されるアカウントで、SDDC にホスト型プライベート VIF を作成します。ホスト型接続の速度が 1Gbps 以上であり、SDDC グループのメンバーである SDDC の場合は、ユーザー アカウントに Direct Connect Gateway (DXGW) を作成して、そこに DXGW から中継 VIF を接続することもできます。VMware Transit Connect による SDDC 展開グループの作成と管理を参照してください。

ホスト型 VIF

ホスト型 VIF はホスト型接続に似ていますが、作成できるのはパートナーが管理する VIF 1 つのみです。ホスト型プライベート VIF は、NSX[Direct Connect] 画面の [AWS アカウント ID] フィールドに表示されるアカウント番号を使用して AWS パートナーが作成します。各ユーザーの AWS アカウントにはプロビジョニングされません。

Direct Connect の VMware Cloud on AWS との使用の詳細については、VMware Designlet のVMware Cloud on AWS SDDC Connectivity With Direct Connect Private VIFを参照してください。接続タイプとセットアップ方法の詳細については、AWS Direct Connect パートナー企業、開始方法 AWS Direct Connect の使用を参照してください。