VMware のサイト信頼性エンジニア (SRE) チームは、自動化を通して、ユーザーの SDDC 環境を継続的に監視しています。以下で、VMware が SDDC の健全性確保を自動化するプロセスについて説明します。

仮想マシン操作

実体のない仮想マシンの自動修正
ストレージ ポリシーとして「データ冗長性なし/仮想マシンの FTT = 0」を使用すると、障害が発生した場合、または仮想マシンが応答不能になった場合に、データが失われることがあります。障害が発生し、1 台または複数の仮想マシンが実体をなくした場合、VMware はクリーンアップ アクションを実行します。このアクションが行われると、E メール通知が送信されます。

vCenter Server の操作

vCenter Server のセッション数(接続数)の上限到達
多数のセッションが作成された後に、これらがクリアされなかった場合、 vCenter Server にアクセスできなくなることがあります。この問題は通常、自動化によって多数のセッションが作成された場合に発生します。この状態になると、自動アラートが生成され、VMware は vCenter Server を再起動します。このアクションが行われると、E メール通知が送信されます。
vCenter Server の再起動
さまざまな問題で、 vCenter Server の再起動が必要になることがあります。問題によって、直ちに再起動による修正が必要になる場合や、使用の継続は可能で後で再起動することにより解決する場合もあります。後で再起動する場合は、24 時間後に再起動されることを知らせる E メール通知が送信されます。再起動後、進行中のタスクおよびアプリケーション接続の再起動が必要になる場合があります。
有効期限切れの vCenter Server CA 証明書の削除
一部の製品統合では、vCenter Server に CA 証明書がインストールされます。CA 証明書の有効期限が切れている場合、ホストの追加に失敗する場合があります。期限切れの CA 証明書は削除されます。

NSX の操作

管理プレーン (NSX Manager) の再起動
さまざまな問題で、NSX Manager の再起動が必要になることがあります。問題によって、直ちに再起動による修正が必要になる場合や、使用の継続は可能で後で再起動することにより解決する場合もあります。NSX Manager が再起動している間、短時間、SDDC のネットワークとセキュリティのユーザー インターフェイスにアクセスできなくなります。NSX Manager 再起動イベントの E メール通知は送信されません。
NSX Edge フェイルオーバー
監視システムによって NSX Edge(アクティブ)が健全でない状態に移行することが検出された場合は、ピーク時以外の時間帯に NSX Edge フェイルオーバーをスケジューリングします。このフェイルオーバーは、ピーク時にフェイルオーバーが発生する可能性を回避するためのプロアクティブな措置として実行されます。スケジュール設定されたフェイルオーバーよりも前に NSX(アクティブ)Edge に問題があった場合は、自動的にフェイルオーバーされます。NSX Edge フェイルオーバーのスケジュールを設定すると、E メール通知が送信されます。

SDDC の操作

単一ホスト SDDC の障害
単一ホスト SDDC のスタータ構成には SLA が設定されておらず、POC(事前検証)やテストおよび開発の使用事例に適しています。単一ホスト SDDC で障害が発生した場合、VMware は修正を実行しません。単一ホスト SDDC で障害が発生した場合は、E メール通知が送信されます。