VMware は、Windows Server マシンの展開に使用できる ISO イメージへのアクセスも提供します。

VMware は、キュレートによる Microsoft ソフトウェア リポジトリを以下の ISO で提供しています。
  • Windows Server 2022
  • Windows Server 2019 Datacenter
  • Windows Server 2019 Language Pack
  • Windows Server 2016 Datacenter
  • Windows Server Datacenter (製品の半期チャネル リリースを提供)
  • SQL Server 2019 Enterprise。この ISO は、SQL Server インスタンスに機能を追加する必要がある場合に使用します。
注: VMware キュレートの Microsoft ソフトウェア リポジトリへのアクセスは、 VMware Cloud on AWS で使用する Microsoft バイナリを展開する場合にのみ使用してください。

手順

  1. 次の URL にアクセスして、サブスクライブ済みコンテンツ ライブラリを作成し、VMware のキュレートによる Microsoft ソフトウェア リポジトリにサブスクライブします:https://vmc-microsoft-templates.s3-us-west-2.amazonaws.com/Images/lib.json
    コンテンツ ライブラリを作成するための詳細については、 https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/7.0/com.vmware.vsphere.vm_admin.doc/GUID-2A0F1C13-7336-45CE-B211-610D39A6E1F4.htmlを参照してください。
  2. 仮想マシンを作成します。
    仮想マシンの作成の詳細については、 https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/7.0/com.vmware.vsphere.vm_admin.doc/GUID-AE8AFBF1-75D1-4172-988C-378C35C9FAF2.htmlを参照してください。
  3. ISO イメージからゲスト OS およびその他のソフトウェアをインストールします。
    英語の ISO に加えて、次に示す 3 つの異なる言語の ISO イメージを使用できます。
    コンテンツ ライブラリは、関連する言語の以下のバージョンのソフトウェアで更新されます。
    • Windows Server 2019 Datacenter
    • Windows Server 2019 Language Pack
    • Windows Server 2016 Datacenter
    • Windows Server 2016 Language Pack
    • SQL Server 2019 Enterprise。この ISO は、SQL Server インスタンスに機能を追加する必要がある場合に使用します。
    ISO イメージからのソフトウェアのインストールの詳細については、 https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/7.0/com.vmware.vsphere.vm_admin.doc/GUID-55FC02D4-F5B3-4357-BB6B-78240B7F16BA.htmlを参照してください。
  4. 仮想マシンに VMware Tools をインストールします。
  5. アクティベーション スクリプトを仮想マシンにコピーします。
    アクティベーション スクリプトを含む ISO イメージは、サブスクライブ済みのコンテンツ ライブラリにあります。
    1. vSphere Client で、サブスクライブ済みのコンテンツ ライブラリに移動し、[その他のタイプ] をクリックします。
    2. コンテンツ ライブラリの Windows_Activation_Script ISO に仮想マシンの CD/DVD ドライブを接続します。
      コンテンツ ライブラリの ISO ファイルを仮想マシンに接続する方法の詳細については、 https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/7.0/com.vmware.vsphere.vm_admin.doc/GUID-BE1C18D2-8FF0-4F41-AA35-A4BA71D62EB4.htmlを参照してください。
    3. Activation.ps1 スクリプト ファイルを仮想マシンのローカル ディスクにコピーします。
  6. vCPU の追加、ディスクの追加、ネットワーク設定の変更など、仮想マシンに必要な変更を加えます。
    仮想マシンの構成の詳細については、 https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/7.0/com.vmware.vsphere.vm_admin.doc/GUID-4AB8C63C-61EA-4202-8158-D9903E04A0ED.htmlを参照してください。
  7. VMware Cloud コンソール を使用してコンピューティング ゲートウェイ ファイアウォールを構成し、インターネットへの送信方向の HTTP および HTTPS アクセスを許可します。
    これは、Windows Server イメージの初回アクティベーションに必要です。ファイアウォールの構成の詳細については、 https://docs.vmware.com/jp/VMware-Cloud-on-AWS/services/com.vmware.vmc-aws-networking-security/GUID-A5114A98-C885-4244-809B-151068D6A7D7.htmlを参照してください。
  8. 仮想マシンをパワーオンします。
  9. アクティベーション スクリプトを実行します。
    1. ゲスト OS で、コマンド ウィンドウを開き、Activation.ps1 スクリプトをコピーしたディレクトリに変更します。
    2. powershell Activation.ps1 と入力して、Enter キーを押します。
  10. 会社のセキュリティ ポリシーに従って仮想マシンを保護するために、Windows Server のパスワードを設定します。

次のタスク

  • 最新のパッチとセキュリティ アップデートを使用して、仮想マシンを更新します。VMware は Microsoft 製品の最新バージョンを提供しますが、製品が安全な環境で実行されるように、最新のメンテナンス アップデートおよびセキュリティ パッチを適用する必要があります。SDDC にインポートするバイナリを更新する場合は、エンタープライズの推奨事項に従ってください。
  • ファイアウォール ルールを更新します。アクティベーションおよびパッチの更新プロセスでは、仮想マシンがインターネットにアクセスできる必要があります。アクティベーション後にこれらのファイアウォール ルールを変更する必要があるかどうかについては、エンタープライズのガイドラインを参照してください。