このオンボード チェックリストでは、初めて VMware Cloud on AWS Software-Defined Data Center (SDDC) を作成するときの準備として使用できる手順とリソースについて説明します。
このチェックリストのプロセスは、AWS からの購入に適用されます。VMware から VMware Cloud on AWS を購入された場合は、VMware から購入した場合のオンボード チェックリストを参照してください。
ウェルカム メールの確認
VMware Cloud on AWS の購入プロセスでは、AWS に送信した注文フォームに組織の連絡先(メール アドレス)が指定されました。購入の処理が完了すると、AWS は、指定されたこのメール アドレスにウェルカム メールを送信します。
ウェルカム メールは、[email protected] から送信されます。このメッセージを見た覚えがない場合は、迷惑メール フォルダまたは組織の迷惑メール フィルタを確認してください。この E メールには、VMware Cloud コンソールにリダイレクトされる固有のサービス アクティベーション リンクが含まれています。VMware Cloud コンソールに初めてログインするときは、このサービス アクティベーション リンクを使用する必要があります。
- 固有のサービス アクティベーション リンクが含まれている「VMware Cloud on AWS へようこそ」という E メールを検索します。
- E メールが受信トレイにない場合は、組織の迷惑メール フィルタを確認してください。
- VMware Cloud Services アカウントがない場合は、作成するように求められます。
VMware Cloud コンソールへのログイン
サービスのウェルカム E メールで提供されているサービス アクティベーション リンクをクリックすると、VMware Cloud コンソールが表示されます。
- サービスのウェルカム E メールで提供されているサービス アクティベーション リンクをクリックします。
VMware Cloud コンソールに転送されます。
- VMware Cloud アカウントのメール アドレスとパスワードを使用してログインします。
組織の所有者と組織ユーザーの追加
VMware Cloud on AWS アカウントは、VMware Cloud on AWS サービスに登録されている事業部門やグループに対応する組織に基づいています。
各組織には、1 人または複数の所有者がいます。組織の所有者は、組織のリソースとサービスすべてにアクセスし、新規ユーザーをアカウントに招待できます。デフォルトでは、新規に追加されたユーザーは、組織ユーザーとなります。組織ユーザーは、組織に属する SDDC の作成、管理、アクセスが可能ですが、新規ユーザーの招待はできません。
- アカウントの作成と管理を参照します。
- 新しいユーザーを招待する方法の詳細については、新しいユーザーの招待を参照してください。
- アカウントの招待を受け入れる方法の詳細については、アカウントの招待の承諾を参照してください。
- 組織のメンバーにロールを割り当てる方法の詳細については、組織のメンバーへのロールの割り当てを参照してください。
サブスクリプションの作成
サブスクリプションにより、指定期間に一定のキャパシティを購入することで経費の節約が可能になります。サブスクリプションは、VMware Cloud on AWS の使用に必須ではありません。サブスクリプションでカバーされないサービスを利用する場合の課金は、選択されているリージョンのオンデマンド レートで行われます。
VMware Cloud on AWS 用のサブスクリプションの作成の手順を実行して、サブスクリプションを作成します。AWS が販売責任者である場合、VMware Cloud コンソールに示される価格は正確ではありません。VMware Cloud on AWS の請求情報については、AWS コンソールを参照してください。
VMware Cloud on AWS ロードマップの表示
VMware Cloud on AWS では、使用可能、プレビュー中、開発およびテスト進行中、および計画中の機能についてお客様にガイダンスを提供するために、ロードマップが公開されています。
https://cloud.vmware.com/vmc-aws/roadmap の VMware Cloud on AWS ロードマップをブックマークに登録します。
VMware Cloud on AWS リリース ノートの表示
VMware Cloud on AWS では、従来のオンプレミス ソフトウェア製品よりもはるかに迅速に新機能をリリースすることができます。リリースされた新機能を常に把握しておくために、リリース ノートのページを頻繁に確認してください。
https://docs.vmware.com/jp/VMware-Cloud-on-AWS/services/rn/vmware-cloud-on-aws-release-notes/index.html の VMware Cloud on AWS リリース ノートのページをブックマークに登録します。
サービス アラートを受信するための登録
VMware Cloud Operations チームは、予定されているメンテナンス イベント、メンテナンスの開始時刻と終了時刻、サービス インシデントに関する最新情報を VMware Cloud Services のステータス ページに投稿します。
- VMware Cloud Services のステータス ページ https://status.vmware-services.io/ をブックマークに登録します。
- (オプション)リアルタイムのアラートと最新情報を受信するようにサブスクライブします。
VMware Cloud on AWS のサービス レベル アグリーメントの確認
VMware Cloud on AWS のサービス レベル アグリーメント (SLA) では、可用性が約束されているサービス コンポーネントと、それぞれの目標が定義されます。
サービス コンポーネントのいずれかが使用不能になり、目標の SLA が守られなかった場合は、SLA クレジットを受け取る資格が得られる可能性があります。受け取る可能性がある SLA クレジットの量は、影響を受けた可用性コンポーネントの月間アップタイム率によって異なります。
- https://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/vmware/en/pdf/support/vmw-cloud-aws-service-level-agreement.pdf で VMware Cloud on AWS ドキュメントのサービス レベル アグリーメントを読み、ブックマークに登録してください。
- SLA クレジットを受け取れることになった場合は、 の順に選択してサポート チケットを提出します。