VMware Cloud on AWS は、ワークロード仮想マシンに SCSI-3 パーシステント予約をサポートします。SDDC で Windows Server Failover Cluster (WSFC) を構成するときに、この機能を使用します。

WSFC をサポートするワークロード仮想マシンの構成内容のほとんどは、vSphere 製品ドキュメントの VMware vSphere での Windows Server Failover Cluster のセットアップについてにまとめてあります。このトピックでは、SDDC で vSAN ストレージを使用するために WSFC を構成するためのいくつかの手順を追加します。

Windows Server Failover Cluster は、 SCSI-3 パーシステント予約で、クラスタ化されたディスク リソースへの共有アクセスを調停します。そのため、クラスタ内の仮想マシンはいくつかの構成要件を満たす必要があります。
  • SCSI-3 パーシステント予約の使用を有効にするには、[SCSI バス共有][物理的] に設定した SCSI コントローラ経由で共有ディスクにアクセスします。
  • 共有ディスクでサポートされていないスナップショット操作を防止するには、クラスタ内のすべてのディスクの[ディスク モード][独立型:通常] に設定します。
VMware Cloud on AWS SDDC では、 vSAN は、最大 64 個の共有ディスクがあるゲスト クラスタごとに、最大 6 つのアプリケーション ノードで SCSI-3 パーシステント予約をサポートします。

注:

SCSI-3 パーシステント予約で VMDK を共有するとき、スナップショット、vSAN データストアに対する Storage vMotion、クローン作成、ハード ディスクのホット エクステンション、vSphere Replication によるレプリケーションなどの仮想マシン操作はサポートしません。サポート対象の構成の詳細については、VMware のナレッジベースの記事 79616 を参照してください。

WSFC ディスク リソースでは VMDK マルチライターを有効にしないでください。

VMware Cloud on AWS における WSFC ワークロードの構成と移行の詳細なアーキテクチャ ガイドラインと詳細な手順については、VMware の技術記事の Microsoft SQL Server Workloads and VMware Cloud on AWS:設計、移動、構成、および VMware ブログ記事の vSAN での Native SQL Server Cluster サポートを参照してください。

手順

  1. クラスタ内の最初のノードを構成します。
    1. 手順 12 の後、[ディスク モード][独立型:通常] に設定します。
    2. (オプション) ディスクにカスタム仮想マシン ストレージ ポリシーを割り当てます。
      必須要件ではありませんが、WSFC による保護が必要なデータに対して専用のストレージ ポリシーを使用することにはメリットがあります。
  2. 追加ノードを構成します。
    1. 手順 11 の後、[ディスク モード][独立型:通常] に設定します。
    2. (オプション) ディスクにカスタム仮想マシン ストレージ ポリシーを割り当てます。
  3. Microsoft クラスタ作成ウィザードでクラスタを検証します。
    注:

    検証時には、このウィザードではカテゴリ [ストレージ] とサブカテゴリ [記憶域の永続的な予約の検証] に警告が表示されます。この警告は、SDDC で Windows Server Failover Cluster を構成するときには適用されないので無視してもかまいません。