SDDC のストレージ容量とデータ冗長性は SDDC 内のノード数によって異なります。

単一ノードの SDDC の場合、データの冗長性機能は提供されません。複数ノードの SDDC では、さまざまな RAID 構成によるデータの冗長性をサポートします。SDDC のすべてのストレージにおいてデータの重複排除および圧縮を提供します。複数ホストで構成される SDDC のデータの冗長性は、許容する障害数 (FTT: Failures To Tolerate) として表示されます。なお、クラスタ内のホスト数やアレイのストレージ デバイスが 1 台の場合、障害が発生するとデータが失われる可能性があります。

一般的なストレージの割り当ておよび使用例

この表に示すように、すべての RAID 構成で冗長性のサポートにデータを使用します。[使用可能なストレージ] 列では、特定の vSAN ポリシーを適用した場合の指定ホストが格納可能なデータ量と、その合計量から 30% を差し引いた推奨空き容量が表示されます。

表 1. ノード 1 台あたりの使用可能なストレージ
ノード FTT と RAID 構成 使用可能なストレージ (TB) 重複排除/圧縮後の推定空き容量 (TB)
1 なし 7 10
3 障害 1 回、RAID-1(ミラーリング) 3.7 5
4 障害 1 回、RAID-5(イレージャ コーディング) 5.6 8
5 障害 2 回、RAID-1(ミラーリング) 2.5 3.6
6 障害 2 回、RAID-6(イレージャ コーディング) 4.9 7

仮¥想マシンのストレージ使用量に関する RAID オーバーヘッドを表示することもできます。この表では、特定のストレージ割り当てにおいて、様々な RAID や FTT (許容する障害数)を設定した場合の 100 GB 仮想マシンの平均的なストレージ使用量への影響をまとめています。

表 2. 100 GB の仮想マシンによって使用されるストレージ
ノード FTT と RAID 構成 実際の割り当て量 (GB) 平均的な使用量 (GB)
1 なし 100 69
3 障害 1 回、RAID-1(ミラーリング) 200 138
4 障害 1 回、RAID-5(イレージャ コーディング) 133 92
5 障害 2 回、RAID-1(ミラーリング) 300 207
6 障害 2 回、RAID-6(イレージャ コーディング) 150 103