VMware Cloud Services は、組織に対して指定した会社の住所に検証基準を適用します。

組織の所有者は、サービスのオンボーディング時に組織を設定するときや、既存の組織に新しいサービスまたはサブスクリプションを追加するときに、会社の住所を入力します。検証に合格するには、組織の住所が国、郵便番号、都道府県(該当する場合)市区町村、番地に関する正しい情報で構成されていることが必要です。検証チェックは、次の場合に自動的に実行されます。
  • サービス/サブスクリプションのオンボーディング時に、会社の住所を入力または更新したとき。
  • [組織] > [詳細] 画面で会社の住所を更新したとき。

次の表に、検証チェックで生じる可能性のある結果と、必要に応じて実行できるアクションの詳細を示します。

状況... 結果...
組織の住所の検証に成功した。 サービス/サブスクリプションのオンボーディング ワークフローの次の手順に進みます。
組織の住所が検証ルールに準拠しておらず、準拠している住所が提案された。 [住所の編集または選択] ポップアップ ウィンドウが開き、元の住所と、検証ルールに準拠して提案された住所が表示されます。
  • 提案された住所を選択すると、ワークフローの次の手順に進みます。
  • 元の住所を保持する場合は、それが検証ルールに準拠していないことを認め、住所を準拠させるために必要なすべての変更を VMware が行うことへの許可に同意する必要があります。これを行うには、[住所の編集または選択] ポップアップ ウィンドウで該当するチェック ボックスをオンにします。
  • 組織に対して指定した元の住所を変更するには、[住所の編集] ボタンをクリックします。そうすると、[組織プロファイル] 画面に戻り、必要な変更を行うことができます。
組織の住所を検証できず、準拠している住所が提案されない。 住所の検証が失敗し、代わりの住所が提案されない場合は、ポップアップ ウィンドウが開き、次のいずれかを実行するよう求められます。
  • 住所を編集する。
  • 組織の住所を検証ルールに準拠させるために必要なすべての変更を VMware が行うことへの許可に同意するために、該当するチェック ボックスをオンにする。サービス/サブスクリプションのオンボーディングを続行するには、同意を受け入れる必要があります。
[組織の所有者] が同意した後に VMware によって組織の住所が更新された。 VMware Cloud Services組織の所有者としてログインすると、ポップアップ ウィンドウが開き、更新された住所が表示されます。
  • 新しい検証済み住所を受け入れると、組織の既存の住所が置き換えられます。すべての組織の所有者ユーザーは、変更に関するアプリケーション内通知を受け取ります。
  • 新しい検証済み住所を破棄すると、オンボーディング サービス/サブスクリプション ワークフローを開くたびに、検証ルールに準拠した住所に変更するように求められます。

    住所が検証チェックに合格していない状態では、組織にサービスまたはサブスクリプションを追加することはできません。