クラウド SDDC と特定のオンプレミス データセンターの間のリンクが不要になったら、ハイブリッド リンク モードからクラウド SDDC をリンク解除できます。
ここでは、仮想マシンを SDDC に移行するためにオンプレミス データセンターを SDDC にリンクし、その後オンプレミス データセンターとのリンクを解除する場合を想定します。リンクされたオンプレミス データセンターを廃止する場合は、先にリンクを解除します。
注: クラウド SDDC からオンプレミス データセンターのリンクを解除しても、ドメインをリンクする前に追加した、関連する ID ソースや権限は削除されません。リンク解除後も、ユーザーはオンプレミスの認証情報を使用して SDDC への認証を行うことができ、これまでに付与された権限も保持できます。ただし、ドメインのリンクを解除すると、オンプレミスのインベントリは表示できなくなります。クラウド SDDC を
vCenter Cloud Gateway からリンク解除すると、ユーザーは、クラウド SDDC へのログインに、オンプレミスの認証情報を使用できなくなります。
リンク解除後、タグとカテゴリはクラウド SDDC 内の仮想マシンが引き続き使用する可能性があるため保持されます。
前提条件
SDDC 管理ゲートウェイと SSO ドメイン間にネットワーク接続があることを確認します。
手順
結果
SSO ドメインのリンクが解除されました。ハイブリッド リンク モードの使用を継続したい場合は、別の SSO ドメインにリンクするか、同じドメインに再リンクします。
注: クラウド SDDC からリンクを解除した後、クラウド SDDC の
vSphere Client への新しい接続では、過去にリンクされていたオンプレミスのリソースの表示と操作は実行できません。リンク解除時にクラウド SDDC の
vSphere Client で有効なセッションがある場合、ユーザーがクラウド SDDC の
vCenter Server からログアウトするかセッションの期限が切れるまで、過去にリンクされていたオンプレミスの
vSphere Client のリソースを表示し、操作できます。必要に応じて、過去にリンクされていたオンプレミスの
vCenter Server の各インスタンスにログインし、これらのセッションを強制的に終了します。
vCenter Cloud Gateway からリンクを解除した後、vCenter Cloud Gateway への新しい接続では、過去にリンクされていたクラウド リソースの表示と操作は実行できせん。リンク解除時に、vCenter Cloud Gateway にアクティブなセッションがある場合、ユーザーがログアウトするかセッションの期限が切れるまで、クラウド SDDC のリソースを表示し、操作できます。必要に応じて、vCenter Cloud Gateway にログインし、これらのセッションを強制的に終了します。