Mist は、次の 3 種類の API を介してデータを利用できるようにします。
  • AP インベントリ、不正 AP、およびサイト情報に対する HTTP GET。SNMP GET に似ています。
  • AP、AP 無線、およびクライアントからの統計情報に対する WebSocket
  • クライアントの関連付けや関連付け解除、AP の再起動などの非同期イベントに対する Webhook。SNMP トラップに似ています。
    注: Mist と VMware Edge Network Intelligence (ENI) の完全な連携には、3 つのデータ ソースすべてが必要です。

Mist と ENI の連携の前提条件

  1. HTTP GET および WebSocket API の場合は、次が必要です。
  2. Webhook については、VMware ENI チームに連絡して、メッセージを送信する Webhook URL を受け取ります。Webhook URL を取得したら、次の手順を実行して Mist ポータルで URL を設定します。
    1. [組織 (Organization)] > [設定 (Settings)] に移動し、[Webhook] を有効にします。
    2. ENI チームから受け取った Webhook URL を入力します。
    3. ENI チームは、シークレットを設定して共有し、Webhook メッセージが実際に Mist Cloud インスタンスから送信されていることを ENI 側で検証できるようにすることをお勧めします。

ENI での Mist との連携の設定

Mist と ENI の連携を設定するために必要なすべての詳細(Mist 組織 ID、API トークンおよびシークレット)を取得したら、次の手順を実行します。
  1. VMware Edge Network Intelligence ポータルにログインし、[設定 (Settings)] > [フィード (Feeds)] > [クラウド API (Cloud API)] に移動します。
  2. [+ Cloud API 設定の追加 (+Add Cloud API Config)] ボタンをクリックします。
  3. [クラウド API 設定 (Cloud API Config)] セクションで、次のように設定します。
    • [ベンダー (Vendors)] ドロップダウン メニューから [Mist] を選択します。
    • [名前 (Name)] ボックスに、Mist コントローラの名前を入力します。
    • [API 設定 (API Configuration)] で、Mist ポータルから取得した Mist 組織 ID、API トークン、およびシークレットを入力します。

      Mist 組織 ID、API トークンの取得方法については、Mist 組織 ID、API トークンおよびシークレットを参照してください。

    • [保存 (Save)] をクリックします。
Mist でサポートされている ENI 機能の詳細については、 VMware Edge Network Intelligence 機能のサポート マトリックスを参照してください。

Mist API データ エラー メッセージと ENI への影響

Mist API データ エラー ENI への影響
AP ネイバー データを使用できません
  • [AP の詳細] ページにネイバー チャートがありません
  • AP 同一チャンネル干渉インシデントが生成されていません
チャンネル変更情報は、REST API (GET) 経由でのみ使用でき、Webhook または WebSocket 経由では使用できません チャンネル変更情報はリアルタイムでは利用できません。1 時間の遅延が発生します。回避策として、GET API を使用して時間単位でこの情報を取得できます。