仮想マシン内の特定のアプリケーションは、使用可能なメモリを増やすことでパフォーマンスが向上させる場合があります。ゲスト OS で使用可能なメモリが増えると、キャッシュの動作が促進され、仮想マシンのパフォーマンスが向上させることができます。仮想マシンで使用可能な仮想メモリ量を変更できます。
Windows と Mac アプリケーションのパフォーマンスを最善のバランスにするには、Windows に割り当てるメモリが多すぎないようにします。これは、多すぎると Mac が遅くなる場合があるためです。Windows XP の場合、インターネットおよび生産性向上用 Office アプリケーションには、512 MB のメモリが最適です。
Windows Vista、Windows 7、Windows 8、および Windows 10 の場合は、インターネットおよび生産性向上用 Office アプリケーションには、1 GB のメモリが最適です。Windows 7、Windows 8、および Windows 10 では、32 ビット版と 64 ビット版の両方で 1 GB のメモリが適しています。デフォルトでは、Mac のメモリが 6 GB 以上ある場合、Fusion は、64 ビット版の Windows 7、Windows 8、または Windows 10 ゲストに対して 2 GB のメモリを使用します。これらの設定は、Fusion 簡易インストールで作成される Windows 仮想マシン用のデフォルトのメモリ設定です。
注: 製造メーカーの推奨設定は、パフォーマンスに関して一般的に仮想化を考慮に入れていません。良好なパフォーマンスは、仮想マシンの要件と Mac の要件のバランスに基づきます。
前提条件
仮想マシンをシャットダウンまたはパワーオフしてください。仮想マシンがパワーオンまたはサスペンド状態の場合、設定を変更することはできません。