使用可能なプロセッサ数を増やすことによって、同時に実行できるタスク数が増えるため、仮想マシンのパフォーマンスを向上できます。仮想マシンに仮想プロセッサを割り当てると、Mac で使用可能なプロセッサ リソースが減少します。
生産性向上用の Office およびインターネット アプリケーションを主に実行する Windows 仮想マシンの場合、複数の仮想プロセッサを使用してもメリットはないので、デフォルトの単一仮想プロセッサが最善です。サーバの負荷および数値計算が集中するアプリケーションでは、追加の仮想プロセッサによってアプリケーション パフォーマンスが改善する場合があります。
アプリケーション | 推奨されるプロセッサ数 |
---|---|
デスクトップ アプリケーション | 1 個のプロセッサ |
サーバ オペレーティング システム | 2 個のプロセッサ |
ビデオ エンコーディング、モデリング、および科学的 | 4 個のプロセッサ |
状況によっては、プロセッサを追加すると仮想マシンおよび Mac で全般的なパフォーマンスが低下することがあります。これは、オペレーティング システムまたはアプリケーションがプロセッサを効率的に使用していない場合に発生します。この場合は、プロセッサ数を少なくしてください。
Mac のすべてのプロセッサを仮想マシンに割り当てると、極端なパフォーマンス低下が生じます。Mac アプリケーションが実行されていない場合であっても、Mac OS はバックグラウンド タスクの実行を続行する必要があります。すべてのプロセッサを仮想マシンに割り当てると、重要な Mac のタスクの完了が妨げられます。
前提条件
仮想マシンをシャットダウンまたはパワーオフしてください。仮想マシンがパワーオンまたはサスペンド状態の場合、設定を変更することはできません。