Fusion Pro では、仮想ネットワーク アダプタの詳細設定で、仮想マシンの送受信データ転送に関するバンド幅を制限したり、許容するパケット ロスの割合を指定したり、ネットワーク遅延を作成したりします。

仮想ネットワーク アダプタの詳細設定を使用して、自分自身のネットワーク環境とは異なるネットワーク環境をシミュレートできます。

手順

  1. [ウィンドウ] > [仮想マシンのライブラリ] を選択します。
  2. [仮想マシンのライブラリ] ウィンドウで仮想マシンを選択し、[設定] をクリックします。
  3. [設定] ウィンドウの [取外し可能デバイス] で、[ネットワーク アダプタ] をクリックします。
  4. [詳細オプション] を展開します。
  5. 送受信のバンド幅の設定を選択します。
    この設定では、ネットワーク バンド幅をシミュレートすることができます。
    オプション 説明
    特定のネットワーク接続タイプのデータ転送速度に送受信データ転送を制限 [バンド幅] ドロップダウン メニューからネットワーク接続のタイプを選択します。[Kbps] テキスト ボックスの値は、選択したネットワーク接続タイプのデータ転送速度(KB/秒)に変更されます。たとえば、[専用回線 T1 (1.544 Mbps)] を選択すると、[Kbps] テキスト ボックスの値は 1544 に変更されます。
    送受信データ転送を特定のデータ転送速度に制限 [カスタム] を選択し、[Kbps] テキスト ボックスにデータ転送速度を KB/秒単位で入力します。
  6. 送受信データ転送で許容するパケット ロスの割合を [パケット ロス (%)] テキスト ボックスに入力します。
    この設定では、ネットワークのパケット ロスをシミュレートすることができます。デフォルト設定は 0.0% です。パケット ロスの範囲は、0 ~ 100% です。
  7. 送受信データ転送の遅延を ms 単位で設定する数値を入力します。
    この設定では、ネットワーク遅延をシミュレートすることができます。遅延時間の範囲は、0 ~ 2,000 ms です。