すべての仮想ネットワーク コンピュータ (VNC) クライアントが Mac に接続して仮想マシンにアクセスするように仮想マシンを構成できます。
VNC ソフトウェアを使用すると、インターネット上の任意の場所にある他のコンピュータまたはモバイル デバイスから、あるコンピュータを表示したり、操作したりできます。VNC ソフトウェアはクロスプラットフォームで、異なるタイプのコンピュータ間でリモート制御できます。
VNC のオプション は、VNC の設定方法を示しています。
表 1.
VNC のオプション
オプション |
説明 |
Remote Desktop、画面共有、または Mac ホスト上のサード パーティ VNC サーバ |
- Fusion や他のアプリケーションを含め、ホスト Mac 全体を制御できます。
- サーバへの接続はホストの IP アドレスまたはホスト名を使用して行われます。
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Fusion が提供する VNC サーバ |
- 各仮想マシンで使用できます。
- ホスト Mac でまだ使用されていない固有のポートを使用する必要があります。
- ゲスト OS を実行する前であっても、パワーオン状態であればいつでも仮想マシンを制御できます。
- サーバへの接続はホストの IP アドレスまたはホスト名を使用して行われます。
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仮想マシンのゲスト OS 内部の VNC サーバ |
- VNC サーバは、仮想マシン内の他のアプリケーションと同様にインストールされます。
- ゲスト OS のみ制御でき、ゲスト オペレーティング システムを起動してはじめて使用できます。
- ブリッジ ネットワークを使用する場合、サーバへの接続はゲストの IP アドレスまたはホスト名を使用して行われます。
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次の手順では、Fusion によって提供される VNC サーバを使用して、VNC クライアントによる仮想マシンへのリモート アクセスを有効にする方法を説明します。
手順
- を選択します。
- [仮想マシンのライブラリ] ウィンドウで仮想マシンを選択し、[設定] をクリックします。
- [設定] ウィンドウの [その他] で、[詳細] をクリックします。
- [VNC によるリモート ディスプレイ] チェック ボックスを選択します。
- (オプション) パスワードを入力します。
VNC 経由で送信されるデータは暗号化されないので、通常のパスワードは使用しないでください。
- Mac 上のポートを認定します。
デフォルト ポートは 5900 です。Mac で画面共有を有効にしている場合、ポート 5900 がすでに使用中で、5901 などの別のポートを使用する必要がある場合があります。複数の仮想マシンを使用する場合は、仮想マシンを追加するたびにポート番号を増加させます。
結果
以上で 仮想マシンが VNC クライアントに表示されます。