使用可能な仮想マシンのハードウェア バージョンの中で最新のものを使用すると、仮想マシン内で実行されるアプリケーションのパフォーマンスと信頼性が最大限に高まります。

ハードウェア バージョン 10 以降での仮想マシンは、SATA ハードディスクまたは CD ドライブで作成されます。ハードウェア バージョン 9 以前から仮想マシンをアップグレードしても、仮想マシンのデバイスは SATA に変更されません。仮想マシンで SATA ディスクまたはドライブを使用する場合は、手動でディスクおよびドライブ タイプを変更する必要があります。

前提条件

  • どのハードウェア バージョンを選択するかを決定するために、仮想マシン内で実行されているアプリケーションを評価します。アプリケーションの中には、使用可能な最新バージョンよりも古い仮想マシンのハードウェア バージョンで提供される特定のハードウェア要件を持つものがあります。
  • 仮想マシンのスナップショットをとることを検討してください。仮想マシンのハードウェア バージョンを変更したために望ましくない動作が発生した場合は、ハードウェア バージョンをアップグレードする前にとったスナップショットに戻すことができます。
  • 仮想マシンのハードウェア バージョンを変更する前に、仮想マシンをシャットダウンまたはパワーオフします。

手順

  1. [ウィンドウ] > [仮想マシンのライブラリ] を選択します。
  2. [仮想マシンのライブラリ] ウィンドウで仮想マシンを選択し、[設定] をクリックします。
  3. [設定] ウィンドウの [その他] で、[互換性] をクリックします。
  4. [詳細オプション] の [ハードウェア バージョンを使用]ドロップダウン メニューからハードウェア バージョンを選択します。

    ハードウェア互換性設定を選択すると、その設定と互換性がある VMware 製品のリストが表示されます。たとえば、ハードウェア バージョン 10 を選択すると、このバージョンでサポートされる VMware 製品のリストが表示されます。選択したハードウェア バージョンの制限も表示されます。

    一部のハードウェア オプションは、選択で使用できない場合があります。たとえば、Fusion の現在のバージョンでサポートされない古いハードウェア バージョンです。

  5. (オプション)[元に戻す]をクリックしてお使いの仮想マシンのハードウェア バージョンに戻します。ハードウェア バージョンを元に戻すと、現在のハードウェア バージョンの互換性と制限を表示できます。
  6. [適用]をクリックして仮想マシンのハードウェア バージョンを変更します。
  7. [閉じる] をクリックします。

結果

仮想マシンのハードウェア バージョンが変更されます。

次のタスク

仮想マシンをオンにします。