仮想ハード ディスクの使用可能な領域を増やすことができます。ハード ディスクのサイズを減らすことはできません。フォーマットした後に空のハード ディスクのサイズを小さくすることはできません。

前提条件

仮想マシンで手動または AutoProtect によるスナップショット作成を実行すると、仮想ハード ディスクを変更できなくなります。変更を加えるには、スナップショットを削除する必要があります。

仮想マシンをシャットダウンまたはパワーオフしてください。仮想マシンがパワーオンまたはサスペンド状態の場合、設定を変更することはできません。

手順

  1. [ウィンドウ] > [仮想マシンのライブラリ] を選択します。
  2. [仮想マシンのライブラリ] ウィンドウで仮想マシンを選択し、[設定] をクリックします。
  3. [設定] ウィンドウで、サイズ変更するハード ディスクをクリックします。
  4. [ディスク サイズ] スライダを使用して新しいサイズを設定します。
    ハード ディスクの最大ディスク サイズは 8TB です。
  5. (オプション) [詳細オプション] で、ハード ディスクの [バス タイプ] を、[IDE][SCSI][SATA]、または [NVMe] に設定します。
    注: ゲスト OS が NVMe をサポートしていない場合、NVMe オプションは使用できないものとして表示されます。

    この設定は、上級ユーザー以外は変更しないことをお勧めします。Fusion が仮想マシンのゲスト OS に最も適したバス タイプを選択します。

  6. ファイル システムの制約に応じて、ディスク領域の設定を行います。
    オプション 説明
    事前にディスク領域を割り当てる このオプションを選択すると、仮想マシンのパフォーマンスを向上させることができます。すべてのディスクを割り当てると、その後 VMware Tools のディスクを圧縮する機能が使用できなくなります。すべてのディスク容量をここで割り当てるのは時間がかかる操作で、キャンセルすることはできません。また、割り当ての処理には、仮想ディスクに指定するのと同じ物理ディスク容量を必要とします。
    ディスクを複数のファイルに分割 デフォルトです。FAT や UFS などの一部のファイル システムでは、大容量のファイルに対応していません。仮想マシンを作成するハード ドライブで、大容量ファイルに対応していないファイル システムを使用している場合は、このオプションを使用します。このオプションは、仮想ディスクを複数のファイルに分割します。また、外部の FAT ドライブに仮想マシンを格納したり、外部ドライブに仮想マシンを移動したりする場合にも、このオプションを使用します。
  7. 変更を適用します。Windows ゲストの場合は、パーティションのサイズを自動で変更するか手動で変更するかを選択します。
    オプション 説明
    [適用] をクリックします。 Windows ゲストの場合、ハード ディスクのサイズが変更されるとパーティションのサイズが自動的に変更されます。
    [Option] キーを押しながら [適用] をクリックします。 ハード ディスクのサイズは変更されますが、パーティションのサイズは変更されません。ゲストのパーティションのサイズを手動で変更する方法については、ディスクの管理ツールによる Windows パーティションのサイズ変更を参照してください。

結果

Fusion は、仮想ディスクの再ビルドの進捗状況をダイアログ ボックスで表示します。