隔離オプションを使用すると、仮想マシンとホスト システム間、および仮想マシンと他の仮想マシン間のファイル操作を制限できます。

選択した仮想マシンのゲスト隔離オプションを設定するには、[仮想マシン] > [設定] を選択し、[隔離] を選択します。

以下の制限が適用されます。
  • ゲストの隔離機能を使用するには、ゲスト OS に VMware Tools がインストールされている必要があります。
  • リモート仮想マシンの場合はこれらのオプションを構成できません。
  • 仮想マシンのゲスト OS として macOS を実行している場合は、ゲスト OS とホスト間でテキストのコピー アンド ペーストが可能ですが、ファイルのコピーはサポートされません。
注: ドラッグ アンド ドロップ操作とコピー アンド ペースト操作は、デフォルトでオンになっています。仮想マシンとホスト システム間でファイルが誤って転送されることを防ぐには、これらの操作をオフにしてください。
表 1. 分離オプション
オプション 説明
[ドラッグ&ドロップを有効にする] このチェックボックスを選択解除すると、以下のオプションが制限されます。
  • ホスト システムから Linux または Windows ゲスト OS にファイルをドラッグ アンド ドロップする。
  • ゲスト OS からホスト システムにファイルをドラッグ アンド ドロップする。
  • ドラッグ アンド ドロップをサポートするアプリケーションにファイル マネージャからファイルをドラッグ アンド ドロップする。またはドラッグ アンド ドロップによる個別ファイルの抽出をサポートする Zip ファイル マネージャなどのアプリケーションからファイルをドラッグ アンド ドロップする。
これらの操作を有効にするには、このチェックボックスを選択します。
[コピー&ペーストを有効にする] このチェックボックスを選択解除すると、以下の操作が制限されます。
  • ホスト システムから Linux または Windows ゲスト OS にテキストとファイルをコピー アンド ペーストする。
  • ゲスト OS からホスト システムにコピーして貼り付ける。
  • 仮想マシン間でテキストおよびファイルをコピーして張り付ける。
これらの操作を有効にするには、このチェックボックスを選択します。