パスワードを使用して仮想マシンを暗号化し、仮想マシンおよびその内容へのアクセスを制御できます。Fusion Pro がある場合、仮想マシンの制限を有効にして、ユーザーが特定の仮想マシン設定を変更できないようにしたり、仮想マシンの有効期限を設定したりすることもできます。
仮想マシンの制限を有効にすると、仮想マシンの有効期限を設定できます。
暗号化と制限を設定する場合、以下のガイドラインを使用してください。
- Fusion ライセンスがある場合、仮想マシンの制限がまだ有効になっていない状態でのみ暗号化を有効または無効にできます。
- 仮想マシンの制限がすでに有効になっている場合、Fusion Pro ライセンスがなければ暗号化および制限の設定を変更することはできません。Fusion ライセンスでは、暗号化および制限の設定は読み取り専用になります。暗号化パスワードのみを変更できます。
- Fusion 5 およびそれ以降と互換性がある仮想マシンに限って制限ポリシーが適用されます。
前提条件
- 仮想マシンをサスペンドまたはシャットダウンします。
- 仮想マシンの制限をオンにする場合、Fusion Pro ライセンスがあることを確認します。
注: : これらの制限は、
Horizon FLEX 仮想マシンに適用されません。
Horizon FLEX 仮想マシンを作成するには、
Horizon FLEX ライセンスのある
Fusion Pro を使用する必要があります。
Horizon FLEX 仮想マシンの暗号化および制限の有効化については、『
VMware Horizon FLEX 管理ガイド』を参照してください。
手順
結果
仮想マシンが暗号化がされます。ユーザーは、仮想マシンを開くときに暗号化パスワードを入力する必要があります。
仮想マシンの制限を有効にした場合、多くの仮想マシン構成設定が仮想マシンのユーザーに表示されなくなります。表示されないこれらの仮想マシン設定を変更するには、ユーザーは Fusion Pro を所有し、制限パスワードを入力する必要があります。
仮想マシンの有効期限を設定する場合、仮想マシンは有効期限を検証し、パワーオン時の有効期限と比較します。実行している間、仮想マシンは定期的に時間を確認し、最後の信頼されたタイムスタンプとしてすべての成功したタイムスタンプを保存します。信頼できる最後のタイムスタンプが仮想マシンの有効期限に設定された日付を越えると、警告メッセージがユーザーに表示され、仮想マシンはサスペンドされます。