VMware Fusion 8.5 | 2016 年 9 月 13 日 | ビルド 4352717 最終更新日:2016 年 9 月 13 日 リリース ノートの追加と更新を確認してください。 |
リリース ノートの概要
VMware Fusion について
VMware Fusion 8.5 は、最も迅速かつ容易に、Mac 上で Windows およびその他 x86 ベースのオペレーティング システムを再起動なしで実行できるようにする、信頼性に優れたソリューションです。
製品の詳細については、VMware Fusion ドキュメントを参照してください。また、本バージョンの詳細については VMware Fusion 8.0 ドキュメント センターを参照してください。
新機能
このリリースの VMware Fusion はすべての VMware Fusion 8 ユーザーに無料で提供されるアップグレードで、次のオペレーティング システムのサポートが追加されています。
- macOS Sierra (10.12)
- Windows 10 Anniversary Update
- Windows Server 2016
VMware Fusion 8.5 には、さらにバグ修正、セキュリティ アップデートおよびパフォーマンスの改善が含まれています。
以前のリリース
以前にリリースされた VMware Fusion の機能と既知の問題は、各リリース ノートに記載されています。VMware Fusion 8 の以前のリリースについては、該当する次のリリース ノートをご確認ください。
VMware Fusion 8.1.1
VMware Fusion 8.1
VMware Fusion 8.0.2
VMware Fusion 8.0.1
VMware Fusion 8.0
既知の問題
- macOS 10.12 ホスト OS で複数のモニタをフル スクリーン モードで使用すると、各モニタにフル スクリーン用の領域が作成されるのではなく、別のタブの 1 つの領域に仮想ディスプレイがマージされる
macOS 10.12 ホスト OS では、Mac マシンに外部モニタが接続されている場合、[すべてのディスプレイをフル スクリーンで使用] オプションを選択して仮想マシンをフル スクリーンに切り替えると、仮想マシンは 1 台のモニタでのみフル スクリーンで表示されます。すべてのモニタで個別の領域が使用されるのではなく、すべての仮想ディスプレイが、タブとして 1 台のモニタにマージされます。表示モードを [シングル ウィンドウ] に戻すと、使用されない黒い領域が残り、Fusion のメニューバーが自動的に非表示になります。
回避策:macOS 10.12 オペレーティング システムで [システム環境設定] を開き、Dock アイコンをクリックします。[タブでドキュメントを開く] ドロップダウン リストで [手動] を選択します。
- macOS 10.12 ホスト OS で、仮想マシン内でマウスを使用すると、仮想マシン ウィンドウのタブバーに何も表示されなくなる
On macOS 10.12 ホスト OS で、ゲスト OS で VMware Tools サービスが稼動していない場合に、実行中の仮想マシン内でマウスを使用すると、仮想マシン ウィンドウのタブバーに何も表示されなくなり、Fusion の [ウィンドウ] > [すべてのウインドウを結合] メニューが仮想マシンで無効になります。この問題は、仮想マシンに VMware Tools がインストールされていない場合、または VMware Tools はインストールされているが、VMware Tools サービスがまだ起動されていない場合に発生します。
回避策:仮想マシン内で VMware Tools サービスが起動されるまで待ってからマウスを使用します。タブバーに何も表示されなくなった場合、仮想マシン ウィンドウを閉じてもう一度開くと、再び正しく表示されることがあります。
- 同じ NAT ネットワーク、および同じホスト上の仮想マシンが IPv6 アドレスを介して相互に通信できない
IPv6 を有効にしてカスタマイズされた NAT ネットワークを設定し、そのネットワークに 2 台の仮想マシンを接続したときに、仮想マシンは IPv6 アドレスを使用して相互に通信することができません。仮想マシンは同じホストに常駐しています。
回避策:なし
- Fusion を MacBook Pro 10.1 上で実行する macOS 10.12 で起動した後、内蔵の FaceTime HD カメラが動作を停止する
macOS 10.12 で Fusion を起動すると、内蔵の FaceTime HD カメラが動作を停止します。この問題は Mac モデル MacBook Pro 10.1 および macOS 10.12 オペレーティング システムに固有です。他の Mac モデル、および OS X 10.11 以前のオペレーティング システムでは発生しません。
回避策:外部カメラを使用するか、Mac オペレーティング システムを再起動して内蔵の FaceTime HD カメラが動作を再開するようにします。
- macOS 10.12 で実行する仮想マシンがクラッシュすることがある
macOS 10.12 で実行する仮想マシンがホストからキーボードまたはマウス入力を取り込もうとすると、クラッシュすることがあります。
回避策:なし
解決した問題
- Windows 仮想マシンの Office アプリケーションが、Mac のメール アプリケーション内にあるメールの添付ファイルを開けないことがある
仮想マシンの [デフォルト アプリケーション] ペインで [Windows アプリケーションを使用して Mac のファイルおよび Web リンクを開く] オプションがオンになっていても、Windows 仮想マシン内部の Office アプリケーションが Mac のメール アプリケーション内にあるメールの添付ファイルを開けず、「アクセスが拒否されました」というメッセージを返す場合があります。
この問題は解決されています。
- VMware Fusion にインポートされた Parallels 11 仮想マシンを起動すると、仮想マシンがクラッシュする
Parallels 11 仮想マシンを VMware Fusion にインポートした後で、仮想マシンをパワーオンしようとすると、「起動デバイスにアクセスできない」というエラーが表示されて失敗します。
この問題は解決されています。
- フル スクリーン ミニバーが画面の端に隠れているとき、その上にカーソルを置いても表示されるようにならない
この問題は、フル スクリーン モードで、フル スクリーン ミニバーが画面の端に隠れている場合に起こります。[表示] > [フル スクリーン ミニバー] > [自動的に隠す/表示する] を選択した後、ミニバーの上にカーソルを置いてもミニバーが表示されません。
この問題は解決されています。
- vCenter Server 5.5 でリモート仮想マシンを作成しようとすると、Fusion がクラッシュする
vCenter Server 5.5 への接続中に、リモート仮想マシンを作成して vCenter Server で管理されている ESXi 5.5 ホストに保存しようとすると、VMware Fusion がクラッシュします。
この問題は解決されています。
- Ubuntu 15.10 以降のゲスト OS で、open-vm-tools の代わりに、バンドルされている VMware Tools バージョンを使用すると、VMware Tools が適切に動作しないことがある
Ubuntu 15.10 以降のゲスト OS で、open-vm-tools の代わりに、VMware Fusion にバンドルされている VMware Tools バージョンを使用すると、VMware Tools が正常に動作しません。システムを再起動すると、Ubuntu クラッシュ レポートが表示され、VMware Tools のサービスの 1 つが動作を停止することがあります。
この問題は解決されています。
- ホストと Mac OS 仮想マシン間で、ドラッグ アンド ドロップの操作が機能しない場合がある
ホストと Mac OS 仮想マシン間で、ファイルのドラッグ アンド ドロップを実行しようとすると、失敗する場合があります。
この問題は解決されています。