Linux 版手動デスクトップ一括デプロイには、いくつかの手順があります。多数のデスクトップをデプロイする予定がある場合、PowerCLI スクリプトを使用していくつかの手順を自動化できます。

一部の操作では、Linux マシン上で PowerCLI または SSH によってコマンドを実行することを選択できます。次の表では、2 つの手法の違いについて説明します。

PowerCLI SSH
追加のツールのインストールは不要。
  • Ubuntu の場合は、コマンド sudo apt-get install openssh-server を使用して SSH サーバをインストールする必要がある。RHEL と CentOS の場合は、openssh-server がデフォルトでインストールされているが、ファイアウォール設定で ssh が許可されていることを確認する必要がある。
  • SSH クライアント アプリケーションの pscp.exeplink.exe をダウンロードし、PowerCLI スクリプトと同じフォルダに配置する必要がある。
ファイルのアップロードとコマンド実行は遅い。 ファイルのアップロードとコマンド実行は速い。
ESXi ホストの管理者認証情報を入力する必要がある。 ESXi ホストの管理者認証情報を入力する必要はない。
管理者パスワード(スクリプトを実行して Horizon Agent をインストールする場合)や Active Directory ユーザーのパスワード(スクリプトを実行してドメインに参加する場合)内の特殊文字を処理できない。 管理者パスワード(スクリプトを実行して Horizon Agent をインストールする場合)や Active Directory ユーザーのパスワード(スクリプトを実行してドメインに参加する場合)内の特殊文字を処理できる。
注: : PowerCLI ベースのスクリプトおよび SSH ベースのスクリプトは、vCenter Server 管理者と Linux 管理者のパスワード内の特殊文字を処理できます。PowerCLI ベースのスクリプトは ESXi ホスト管理者のパスワード内の特殊文字も処理できます。これらのいずれの場合もエスケープ文字は不要です。

vSphere PowerCLI の詳細については、https://www.vmware.com/support/developer/PowerCLIを参照してください。

Linux デスクトップ プールの一括デプロイプロセスでは、次の手順を実行します。

  1. 仮想マシン テンプレートを作成し、仮想マシンで Horizon Agent をインストールします。

    Linux デスクトップ マシンのクローンを作成するために仮想マシン テンプレートを作成するを参照してください。

  2. ゲスト カスタマイズの仕様を作成します。

    vSphere 仮想マシン管理ドキュメントの「vSphere Web Client での Linux 向けカスタマイズ仕様の作成」を参照してください。仕様を作成する場合、次の設定を必ず正しく指定してください。

    設定
    ターゲット仮想マシンの OS Linux
    コンピュータ名 仮想マシン名を使用します。
    ドメイン View 環境のドメインを指定します。
    ネットワーク設定 標準ネットワーク設定を使用します。
    プライマリ DNS 有効なアドレスを指定します。
    注: : ゲスト OS のカスタマイズのサポート一覧の詳細については、 http://partnerweb.vmware.com/programs/guestOS/guest-os-customization-matrix.pdf を参照してください。
  3. 仮想マシンのクローンを作成します。

    Linux 仮想マシンのクローンを作成するサンプル スクリプトを参照してください。

  4. winbind ソリューションを使用している場合は、クローン作成された仮想マシンを Active Directory (AD) ドメインに参加させます。下の例スクリプトでドメイン参加コマンドを実行したり、テンプレート仮想マシンで構成された /etc/vmware/viewagent-custom.conf 内でオプション RunOnceScript を使用できます。

    クローン作成した仮想マシンを Active Directory ドメインに参加させるサンプル スクリプトまたはSSH を使用してクローン作成した仮想マシンを Active Directory ドメインに参加させるサンプル スクリプトを参照してください。

  5. 仮想マシンの構成オプションを更新します。

    Linux 仮想マシンに構成ファイルをアップロードするサンプル スクリプトまたはSSH を使用して Linux 仮想マシンに構成ファイルをアップロードするサンプル スクリプトを参照してください。

  6. デスクトップ プールを作成します。

    Linux 版手動デスクトップ プールの作成を参照してください。

仮想マシンのパワーオン、シャットダウン、再起動、または削除などの操作を実行するサンプル スクリプトについては、Linux 仮想マシンで操作を実行するサンプル スクリプトを参照してください。このスクリプトを使用して、vCenter Server から仮想マシンを削除できます。