フル仮想マシン、リンク クローン デスクトップ プール、手動デスクトップ プール、インスタントクローン デスクトップ プール、および RDS デスクトップ プールを含む自動プールを構成するときには、マシンとデスクトップ プールの設定を指定する必要があります。すべての設定がすべての種類のデスクトップ プールに適用されるわけではありません。

表 1. デスクトップ プールの設定オプション
設定 オプション
状態
  • [有効化]:デスクトップ プールは作成後に有効になり、すぐに使用できます。
  • [無効化]:デスクトップ プールは作成後に無効になり、使用できません。またプールのプロビジョニングも停止します。展開後にテストなどの標準メンテナンスのような作業を行う場合にはこの設定が適しています。

    この状態が有効の場合、リモート デスクトップは使用できません。

接続サーバ restrictions(接続サーバの制限)
  • [なし]。デスクトップ プールには、すべての接続サーバ インスタンスがアクセスできます。
  • [タグ付き]:1 つ以上の接続サーバ タグを選択して、これらのタグを持つ接続サーバ インスタンスのみがデスクトップ プールにアクセスできるようにします。チェック ボックスを使用して複数のタグを選択できます。

VMware Identity Manager からデスクトップへのアクセスを提供することを意図して接続サーバ制限を構成すると、これらのデスクトップが実際には制限されている場合でも VMware Identity Manager アプリケーションでユーザーにデスクトップが表示されることがあります。VMware Identity Manager ユーザーはこれらのデスクトップを起動できません。

リモート マシンの電源ポリシー 関連付けられたデスクトップからユーザーがログオフするときの仮想マシンの動作方法を決定します。

電源ポリシー オプションの詳細については、デスクトップ プールの電源ポリシーを参照してください。

電源ポリシーが自動プールに与える影響の詳細については、デスクトップ プールの電源ポリシーの設定を参照してください。

インスタント クローン デスクトップ プールには適用されません。インスタント クローンは常にパワーオンされています。

Automatically logoff after disconnect(切断後に自動的にログオフ)
  • [直後]:ユーザーが接続を切断すると、すぐにログオフされます。
  • [なし]:ユーザーはログオフされません。
  • [時間が経過した後]:ユーザーが接続を切断してからこの時間が経過すると、ログオフされます。時間は分単位で入力します。

    ログオフ時間は今後の切断時に適用されます。ログオフ時間を設定したときにデスクトップ セッションがすでに切断されていた場合、そのユーザーのログオフ経過時間の開始は、ログオフ時間を設定したときとなり、セッションが最初に切断されたときではありません。たとえば、この値を 5 分に設定した場合に、セッションが 10 分前に切断されたとすると、そのセッションは値を設定してから 5 分後に View でログオフされます。

ユーザーによるマシンのリセットを許可 ユーザーによるデスクトップのリセットを許可します。

インスタント クローン デスクトップ プールには適用されません。

ユーザーが複数のクライアント デバイスからセッションを個別に開始できるようにする この設定が選択されている場合、複数のクライアント デバイスから同じデスクトップ プールに接続しているユーザーは複数のデスクトップ セッションを取得します。ユーザーが既存セッションに再接続するには、このセッションを開始したクライアント デバイスから行う必要があります。この設定が選択されていない場合、ユーザーは使用しているクライアント デバイスに関係なく、自身の既存セッションに再接続できます。
ログオフ後にマシンを削除 流動割り当て、フル仮想マシンを削除するかどうかを選択します。
  • [[いいえ]]仮想マシンは、ユーザーのログオフ後にデスクトップ プールに残ります。
  • [[はい]]仮想マシンは、ユーザーがログオフするとすぐにパワーオフされて削除されます。

インスタントクローンの場合、ログオフ後に必ずマシンが削除され、再作成されます。

ログオフ時にマシンを削除または更新 流動割り当てのリンク クローン仮想マシンを削除するか、更新するか、またはそのまま残すかを選択します。
  • [なし]:仮想マシンは、ユーザーのログオフ後にデスクトップ プールに残り、更新されません。
  • [すぐに削除]:仮想マシンは、ユーザーがログオフするとすぐにパワーオフされて削除されます。ユーザーがログオフすると、仮想マシンはただちに削除中状態になります。
  • [すぐに更新]:仮想マシンは、ユーザーがログオフするとすぐに更新されます。ユーザーがログオフすると、仮想マシンはただちにメンテナンス モードになります。これは、更新操作の開始時に他のユーザーがログインできないようにするためです。

インスタントクローンの場合、ログオフ後に必ずマシンが削除され、再作成されます。

Refresh OS disk after logoff(ログオフ後に OS ディスクを更新) 専用割り当てのリンク クローン仮想マシンの OS ディスクを更新するかどうかと、そのタイミングを選択します。
  • [なし]:OS ディスクは更新されません。
  • [常時]:ユーザーがログオフするたびに OS ディスクが更新されます。
  • [間隔]:OS ディスクは、指定された日数で定期的に更新されます。日数を入力します。

    日数は、最終の更新から、または一度も更新されていない場合には最初のプロビジョニングから数えられます。たとえば、指定した値が 3 日で、最終更新から 3 日が経過している場合、ユーザーがログオフした後にマシンが更新されます。

  • [このサイズのとき]:OS ディスクは、現在のサイズが最大許容サイズの指定した割合に達したときに更新されます。リンク クローンの OS ディスクの最大サイズはレプリカの OS ディスクのサイズです。割合を入力します。この割合に達すると、更新操作が実行されます。

    [このサイズのとき] オプションを使用すると、データストア内のリンク クローンの OS ディスクのサイズが、許容可能な最大サイズと比較されます。このディスク使用率 (%) には、マシンのゲスト OS の内部で表示される可能性のあるディスク使用量が反映されません。

専用割り当てのリンク クローン プールで OS ディスクを更新する場合、View Composer の通常ディスクは影響を受けません。

インスタントクローンの場合、ログオフ後に必ずマシンが削除され、再作成されます。

デフォルト表示プロトコル 接続サーバがクライアントと通信するために使用する表示プロトコルを選択します。
VMware Blast
VMware Blast Extreme プロトコルは、H.264 プロトコル を基盤としており、任意のネットワーク上で、スマート フォン、タブレット、超低コスト PC、Mac などのクライアント デバイスを最も広範囲にサポートします。このプロトコルの CPU リソース使用量は最小であり、そのためモバイル デバイスのバッテリ寿命が長くなります。
PCoIP
サポートされている場合は常にデフォルト オプションです。PCoIP は、Teradici ハードウェアを備える仮想マシンおよび物理マシン用の表示プロトコルとしてサポートされます。PCoIP は、LAN 上または WAN 経由の広範なユーザーにイメージ、オーディオ、ビデオ コンテンツを配信するための最適化された PC 体験を提供します。
Microsoft RDP
Microsoft Remote Desktop Connection (RDC) は、RDP を使用してデータを伝送します。RDP は、ユーザーがコンピュータにリモート接続できるようにするマルチチャネル プロトコルです。
ユーザーがプロトコルを選択できるようにする ユーザーが Horizon Client を使用してデスクトップのデフォルトの表示プロトコルをオーバーライドできるようにします。
3D レンダラー プールが Windows 7 以降のデスクトップで構成されている場合、3D グラフィックス レンダリングを有効にするかどうかを選択できます。[3D レンダラー] を構成して、ESXi 5.1 以降のホストにインストールされた物理的な GPU グラフィックス カードに基づいて、ソフトウェア レンダリングまたはハードウェア レンダリングを使用できます。

この機能を有効にするには、プロトコルとして PCoIP または VMware Blast を選択し、[ユーザーがプロトコルを選択できるようにする] 設定を無効にする必要があります([いいえ] を選択します)。

ハードウェア ベースの [3D レンダラー] オプションを使用すると、ユーザーは設計、モデリング、マルチメディア用のグラフィックス アプリケーションを活用できます。ソフトウェアの [3D レンダラー] オプションを使用すると、ユーザーは AERO、Microsoft Office、Google Earth などの要求の低いアプリケーションの高度なグラフィックス機能を活用できます。システム要件については、デスクトップ用の 3D レンダリングの構成を参照してください。

View デプロイが vSphere 5.0 以降で動作していない場合、この設定は利用できず、View Administrator でも非アクティブになります。

この機能を選択し、[自動][ソフトウェア]、または [ハードウェア] オプションを選択する場合は、プールにあるマシンに割り当てる VRAM の量を構成できます。モニタの最大数は 2 台で、最大解像度は 1920 x 1200 です。

[vSphere Client を使用して管理][NVIDIA GRID vGPU] を選択する場合は、vCenter Server で 3D メモリの量とモニタ数を構成する必要があります。モニタの解像度に応じて、リモート デスクトップとして使用されるマシンに最大で 4 つのモニタを選択できます。

注: : この設定を構成または編集したときには、新しい設定を有効にするために、既存の仮想マシンをいったんパワーオフし、それらのマシンが vCenter Server で再構成されていることを確認したうえで、マシンをパワーオンする必要があります。仮想マシンを再起動しても新しい設定は有効になりません。

詳細については、デスクトップ用の 3D レンダリングの構成3D レンダラーのオプション、および3D レンダリング構成のベスト プラクティスを参照してください。

インスタントクローン デスクトップ プールでは使用できません。

Max number of monitors(モニタの最大数) 表示プロトコルとして PCoIP または VMware Blast を選択する場合は、ユーザーがデスクトップを表示できる [モニタの最大数] を選択できます。

最大で 4 つのモニタを選択できます。

[3D レンダラー] 設定が選択されていない場合、[モニタの最大数] の設定は、プール内のマシンに割り当てられる VRAM の量に影響を与えます。モニタ数を増やすと、関連付けられた ESXi ホスト上でより多くのメモリが消費されます。

[3D レンダラ] 設定が選択されていない場合、Aero が無効になっている Windows 7 ゲスト OS では、最大 3 台のモニタが 3840x2160 の解像度でサポートされます。その他のオペレーティング システムまたは Aero が有効な Windows 7 では、1 台のモニタが 3840x2160 の解像度でサポートされます。

[3D レンダラ] 設定が選択されている場合、1 台のモニタが 3840x2160 の解像度でサポートされます。モニタを複数使用する場合は、解像度を低くすると最良のサポートが得られます。解像度を高くする場合はモニタの数を少なくします。

注: : この設定を有効にするには、既存の仮想マシンをパワーオフしてからパワーオンする必要があります。仮想マシンを再起動しても設定は有効になりません。

インスタントクローン デスクトップ プールでは使用できません。Horizon 7.0 では、インスタント クローンのモニタの最大数は 2 台です。

Max resolution of any one monitor(特定のモニタの最大解像度) 表示プロトコルとして PCoIP または VMware Blast を選択する場合は、[各モニタの最大解像度] を指定する必要があります。

デフォルトでは、[各モニタの最大解像度] は 1920x1200 ピクセルに設定されていますが、この値は構成可能です。

[3D レンダラー] 設定が選択されていない場合、[特定のモニタの最大解像度] の設定は、プール内のマシンに割り当てられる VRAM の量に影響を与えます。この解像度を上げると、関連付けられた ESXi ホスト上でより多くのメモリが消費されます。

[3D レンダラ] 設定が選択されていない場合、Aero が無効になっている Windows 7 ゲスト OS では、最大 3 台のモニタが 3840x2160 の解像度でサポートされます。その他のオペレーティング システムまたは Aero が有効な Windows 7 では、1 台のモニタが 3840x2160 の解像度でサポートされます。

[3D レンダラ] 設定が選択されている場合、1 台のモニタが 3840x2160 の解像度でサポートされます。モニタを複数使用する場合は、解像度を低くすると最良のサポートが得られます。解像度を高くする場合はモニタの数を少なくします。

注: : この設定を有効にするには、既存の仮想マシンをパワーオフしてからパワーオンする必要があります。仮想マシンを再起動しても設定は有効になりません。

インスタントクローン デスクトップ プールでは使用できません。Horizon 7.0 では、すべてのモニタの解像度が 2560 x 1600 です。

HTML Access ユーザーに自分の Web ブラウザ内からリモート デスクトップに接続することを許可するには、[有効化] を選択します。

ユーザーが VMware Horizon Web ポータル ページまたは VMware Identity Manager アプリケーションを使用してログインし、リモート デスクトップを選択した場合、HTML Access Agent はそのユーザーが HTTPS 経由でデスクトップに接続できるようにします。デスクトップがユーザーのブラウザに表示ざれます。PCoIP や RDP など、その他の表示プロトコルは使用されません。Horizon Client ソフトウェアがクライアント デバイスにインストールされている必要はありません。

HTML Access を使用するには、View 展開に HTML Access をインストールする必要があります。詳細については、https://www.vmware.com/support/viewclients/doc/viewclients_pubs.htmlで公開されている『HTML Access の使用』を参照してください。

VMware Identity ManagerHTML Access を使用するには、『View 管理 管理ガイド』の説明に従って接続サーバを SAML 認証サーバとペアにする必要があります。VMware Identity Manager をインストールして、接続サーバで使用するために構成する必要があります。

Adobe Flash quality(Adobe Flash の品質) Web ページに表示される Adobe Flash コンテンツの品質を決定します。
  • [制御しない]:品質は Web ページの設定で決まります。
  • [低]:この設定では、帯域幅が最も節約されます。品質レベルを指定しないと、デフォルトで Low(低) に設定されます。
  • [中]:この設定では、帯域幅の節約は中程度です。
  • [高]:この設定では、帯域幅の節約は最も少なくなります。

詳細については、Adobe Flash の品質とスロットルを参照してください。

Adobe Flash throttling(Adobe Flash のスロットル) Adobe Flash ムービーのフレーム レートを決定します。この設定を有効にすると、レベルを選択することによって、1 秒あたりに表示されるフレームの数を増やしたり減らしたりすることができます。
  • [無効化]:スロットルは行われません。タイマー間隔は変更されません。
  • [低]:タイマー間隔は 100 ミリ秒です。この設定では、抜けるフレームの数が最も少なくなります。
  • [中]:タイマー間隔は 500 ミリ秒です。
  • [高]:タイマー間隔は 2,500 ミリ秒です。この設定では、抜けるフレームの数が最も多くなります。

詳細については、Adobe Flash の品質とスロットルを参照してください。

Mirage 設定全体をオーバーライドする すべてのデスクトップ プールに同一の Mirage サーバを指定するには、このプール固有設定ではなく全体的な View 構成設定を使用してください。

インスタントクローン デスクトップ プールでは使用できません。

Mirage サーバの構成 mirage://server-name:port または mirages://server-name:port という形式で Mirage サーバの URL を指定できるようにします (server-name は完全修飾ドメイン名)。ポート番号を指定しないと、デフォルトのポート番号 8000 が使用されます。

Mirage クライアントのインストール時に Mirage サーバを指定する代わりに、View Administrator で Mirage サーバを指定することもできます。View Administrator での Mirage サーバの指定をサポートしているのはどの Mirage バージョンかを確認するには、https://www.vmware.com/support/pubs/mirage_pubs.html で公開されている Mirage ドキュメントを参照してください。

インスタントクローン デスクトップ プールでは使用できません。