リアルタイム オーディオ ビデオ機能では、クライアント システムに複数の Web カメラやマイクロフォンがある場合、1 台だけがリモート デスクトップやアプリケーションで使用されます。Horizon Client でリアルタイム オーディオ ビデオ機能を構成して、優先的に使用する Web カメラまたはマイクロフォンを指定できます。
優先する Web カメラまたはマイクロフォンが使用できる場合は、リモート デスクトップやアプリケーションで使用され、使用できない場合は他の Web カメラまたはマイクロフォンが使用されます。
リアルタイム オーディオビデオ機能を使用すれば、ビデオ デバイス、オーディオ入力デバイス、およびオーディオ出力デバイスは USB リダイレクトを使用せずに動作し、必要となるネットワーク帯域幅の量は大幅に削減されます。アナログ オーディオ入力デバイスもサポートされます。
注: : USB Web カメラやマイクロフォンを使用している場合は、
Horizon Client の
[USB デバイスを接続] メニューから接続しないでください。これを行うと USB リダイレクトからデバイスがルーティングされるので、デバイスはリアルタイム オーディオビデオ機能を使用できません。
この手順は、Windows 版 Horizon Client 4.2 以降のみに適用されます。それ以前のバージョンのクライアントについては、レジストリ設定を変更して優先する Web カメラを選択し、Windows オペレーティング システムの [サウンド] コントロールを使用してデフォルトのマイクロフォンを選択する必要があります。詳細については、お使いの Horizon Client バージョンの『Windows 版 VMware Horizon Client の使用』を参照してください。
前提条件
- USB Web カメラや USB マイクロフォンまたは他のタイプのマイクロフォンがインストールされ、クライアント システムで動作できる状態であることを確認します。
- リモート デスクトップやアプリケーション用に VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用していることを確認します。
- サーバに接続します。
手順
結果
リモート デスクトップやアプリケーションを次回起動するときに、優先するように選択した Web カメラとマイクロフォンが、リモート デスクトップやアプリケーションにリダイレクトされます。