電源ポリシーは、関連付けられたリモート デスクトップが使用中でないときの仮想マシンの動作方法を制御します。

デスクトップ プールを作成または編集するときに電源ポリシーを設定します。表 1で、利用できる電源ポリシーについて説明します。

表 1. 電源ポリシー
電源ポリシー 説明
[電源操作を行わない] View は、ユーザーがログオフした後に電源ポリシーを適用しません。この設定による影響は 2 つあります。
  • View は、ユーザーがログオフした後に仮想マシンの電源状態を変更しません。

    たとえば、ユーザーが仮想マシンをシャットダウンした場合、仮想マシンはパワーオフのままです。ユーザーがシャットダウンせずにログオフした場合、仮想マシンはパワーオンのままです。ユーザーがデスクトップに再接続すると、仮想マシンは電源がオフであった場合は再起動します。

  • View は、管理タスクの完了後に電源状態を適用しません。

    たとえば、ユーザーがシャットダウンせずにログオフしたとします。仮想マシンはパワーオンのままです。スケジュール設定されている再構成が行われると、仮想マシンはパワーオフされます。再構成の完了後、View は仮想マシンの電源状態を変えるための操作を何も行いません。仮想マシンはパワーオフのままです。

[マシンは常にパワーオン状態] 仮想マシンは、未使用時でもパワーオンされたままです。ユーザーが仮想マシンをシャットダウンした場合、すぐに再起動されます。また、仮想マシンは、更新、再構成、再分散などの管理タスクが完了した後も再起動されます。

スケジュール設定された時刻に仮想マシンに接続する必要のあるバッチ プロセスまたはシステム管理ツールを実行する場合は、[マシンは常にパワーオン] を選択します。

[サスペンド] 仮想マシンは、ユーザーがログオフしたときにサスペンド状態になりますが、ユーザーが切断したときにはサスペンド状態になりません。

ユーザーがログオフせずに切断したときに専用プールのマシンをサスペンドするように構成することもできます。このポリシーを構成するには、View LDAP に属性を設定する必要があります。ユーザーが切断した後にサスペンドするよう専用マシンを構成するを参照してください。

複数の仮想マシンがサスペンド状態から再開すると、一部の仮想マシンのパワーオンが遅延する場合があります。遅延が発生するかどうかは、ESXi ホスト ハードウェアおよび ESXi ホストに構成される仮想マシンの数に依存します。Horizon Client からデスクトップに接続しているユーザーは、一時的にデスクトップが使用できないというメッセージを目にする場合があります。デスクトップにアクセスするために、ユーザーは再接続できます。

[パワーオフ] 仮想マシンは、ユーザーがログオフしたときにシャットダウンされますが、ユーザーが切断したときにはシャットダウンされません。
注: : マシンを手動プールに追加する場合は、 [パワーオフ] または [電源操作を行わない] 電源ポリシーが選択されている場合でも、View はマシンをパワーオンして完全に構成されるようにします。構成が済んだ Horizon Agent は動作可能とマークされ、プールの通常の電源管理設定が適用されます。

vCenter Server によって管理されるマシンが含まれている手動プールの場合は、ユーザーがスペア マシンに接続できるように、View は必ず 1 つのスペア マシンがパワーオンされているようにします。このスペア マシンは、どの電源ポリシーが有効でもパワーオンされます。

表 2に、構成された電源ポリシーを View が適用するタイミングを示します。

表 2. View が電源ポリシーを適用するタイミング
デスクトップ プール タイプ 電源ポリシーの適用
1 つのマシン(vCenter Server によって管理される仮想マシン)を含む手動プール 電源操作はセッション管理によって起動されます。仮想マシンは、ユーザーがデスクトップを要求するとパワーオンされ、ユーザーがログオフするとパワーオフされるかサスペンドされます。
注: : 単一のマシン プールで流動割り当てを使用しているか、専用割り当てを使用しているか、およびマシンが割り当て済みか、未割り当てかにかかわらず、 [マシンは常にパワーオン] ポリシーが適用されます。
専用割り当てによる自動プール

未割り当てマシンに対してのみ。

割り当て済みマシンでは、電源操作はセッション管理によって開始されます。仮想マシンは、ユーザーが割り当て済みのマシンを要求するとパワーオンされ、ユーザーがログオフするとパワーオフされるかサスペンドされます。

注: : [マシンは常にパワーオン] ポリシーは割り当て済みおよび未割り当てマシンに適用されます。
流動割り当てによる自動プール マシンが使用されていないとき、およびユーザーがログオフした後。

流動割り当てデスクトップ プールに対して [パワーオフ] または [サスペンド] 電源ポリシーを構成する場合は、セッションの破棄または孤立を防止するために [切断後に自動的にログオフ][直後] に設定します。

専用割り当てによる手動プール

未割り当てマシンに対してのみ。

割り当て済みマシンでは、電源操作はセッション管理によって開始されます。仮想マシンは、ユーザーが割り当て済みのマシンを要求するとパワーオンされ、ユーザーがログオフするとパワーオフされるかサスペンドされます。

注: : [マシンは常にパワーオン] ポリシーは割り当て済みおよび未割り当てマシンに適用されます。
流動割り当てによる手動プール マシンが使用されていないとき、およびユーザーがログオフした後。

流動割り当てデスクトップ プールに対して [パワーオフ] または [サスペンド] 電源ポリシーを構成する場合は、セッションの破棄または孤立を防止するために [切断後に自動的にログオフ][直後] に設定します。

View が、構成された電源ポリシーを自動プールにどのように適用するかは、マシンが使用可能かどうかによって異なります。詳細については、自動デスクトップ プールに対する電源ポリシーの影響を参照してください。