URL コンテンツ リダイレクト機能には、いくつかの要件と制限事項があります。

URL コンテンツ リダイレクト機能の要件

URL コンテンツ リダイレクト機能には、次の要件があります。

  • Horizon Client for Windows 4.0 以降。
  • Horizon Client for Mac 4.2 および 4.3。URL コンテンツ リダイレクトは、エージェントからクライアントへのリダイレクトのみをサポートする Tech Preview 機能です。
  • URL を入力またはクリックしたときのその URL のリダイレクトをサポートしているブラウザは、Internet Explorer 9、10、および 11 です。
  • リモート セッションの表示プロトコルが VMware Blast または PCoIP である必要があります。

URL コンテンツ リダイレクト機能の制限事項

URL コンテンツ リダイレクト機能の動作によって、次のような予期しない結果が生じる場合があります。

  • URL から開かれるページがロケールに基づく各国対応ページの場合、開くロケール ページは、リンクのソースによって決定されます。たとえば、リモート デスクトップ(エージェント ソース)が日本のデータセンターに存在し、ユーザーのコンピュータが米国に存在する場合、URL がエージェントからクライアント マシンにリダイレクトされると、米国のクライアントで開くページは日本語のページになります。
  • ユーザーが Web ページからお気に入りを作成すると、リダイレクト後のお気に入りが作成されます。たとえば、ユーザーがクライアント マシンでリンクをクリックし、URL がリモート デスクトップ(エージェント)にリダイレクトされたとします。ユーザーがそのページのお気に入りを作成すると、エージェントにお気に入りが作成されます。ユーザーが次にブラウザをクライアント マシンで開いたときに、ユーザーは、クライアント マシンにお気に入りがあるものと考えますが、実際には、エージェント(リモート デスクトップ)にお気に入りが保存されています。
  • ユーザーがダウンロードしたファイルは、URL を開くために使用されたブラウザがあるマシンにダウンロードされます。たとえば、ユーザーがクライアント マシンでリンクをクリックすると、その URL はリモート デスクトップにリダイレクトされます。そのリンクがファイルをダウンロードするためのリンクであったり、ユーザーがファイルをダウンロードするための Web ページ リンクであったりする場合、クライアント マシンではなく、リモート デスクトップにファイルがダウンロードされます。

サポートされない URL コンテンツ リダイレクト機能

URL コンテンツ リダイレクト機能は、次の状況では機能しません。

  • https://goo.gl/abc などの短縮 URL は、フィルタリング規則に基づいてリダイレクトできますが、フィルタリング メカニズムでは、元の短縮されていない URL が参照されません。たとえば、acme.com が含まれた URL をリダイレクトする規則がある場合、元の URL が http://www.acme.com/some-really-long-path で元の URL の短縮 URL が https://goo.gl/xyz だとすると、元の URL はリダイレクトされますが、短縮 URL はリダイレクトされません。

    回避策:URL の短縮に最も頻繁に使用されている Web サイトから URL をブロックまたはリダイレクトするルールを作成します。

  • 埋め込み HTML ページでは、URL リダイレクトはバイパスされます。たとえば、URL リダイレクト ルールに一致しない URL にアクセスしたとします。ページに埋め込み HTML ページが含まれていて(iFrame またはインライン フレーム)、その URL がリダイレクト ルールに一致しないと、URL ルールは機能しません。ルールは、最上位の URL でのみ動作します。
  • URL コンテンツ リダイレクトは、Internet Explorer プラグインが無効な状況、たとえば、ユーザーが Internet Explorer で InPrivate ブラウズに切り替えている状況では機能しません。(プライベート ブラウズを使用すると、Web ページや Web ページからダウンロードされたファイルは、コンピュータで閲覧やダウンロード履歴に記録されません)。URL リダイレクト機能では特定の Internet Explorer プラグインを有効にする必要がありますが、プライベート ブラウズによってこれらのプラグインが無効になるために、この制限事項が発生します。

    回避策:GPO 設定を使用して、ユーザーがプラグインを無効にできないようにします。これに該当する設定は、[ユーザーによるアドオンの有効化および無効化を許可しない] と [新しくインストールされたアドオンを自動的に有効にする] です。グループ ポリシー管理エディタでは、これらの設定は、[コンピュータの構成] > [管理用テンプレート] > [Windows コンポーネント] > [Internet Explorer]の下にあります。

    Internet Explorer の場合の回避策:GPO 設定を使用して、InPrivate モードを無効にします。この設定は、[InPrivate ブラウズを無効にする] という名前です。グループ ポリシー管理エディタでは、これらの設定は、[コンピュータの構成] > [管理用テンプレート] > [Windows コンポーネント] > [Internet Explorer] > [プライバシー]の下にあります。

    これら 2 つの回避策は、推奨されるベスト プラクティスであり、プライベート ブラウズ以外の状況によって発生する可能性があるリダイレクトの問題を防止できます。

  • リンクで指定されているプロトコルのデフォルト ハンドラが Windows 10 のユニバーサル アプリケーションである場合、URL リダイレクトが動作しません。ユニバーサル Windows プラットフォームに組み込まれ、PC、タブレット、およびスマートフォンにダウンロードできるユニバーサル アプリケーションとしては、Microsoft Edge ブラウザ、メール、マップ、フォト、Grove ミュージックなどがあります。したがって、デフォルト ハンドラがこれらのいずれかのアプリケーションとなっているリンクをクリックすると、URL はリダイレクトされません。たとえば、ユーザーがアプリケーションの電子メール リンクをクリックし、デフォルトの電子メール アプリケーションがユニバーサル アプリケーションのメールであった場合、リンクで指定された URL はリダイレクトされません。

    回避策:別のアプリケーションを、リダイレクトする URL のプロトコルに対するデフォルト ハンドラにします。たとえば、Edge がデフォルト ブラウザの場合は、Internet Explorer をデフォルト ブラウザにします。

  • セキュア ブートが有効であるマシンでは、URL コンテンツ リダイレクト機能が無効のままになります。これらのマシンから URL をリダイレクトすることはできません。ただし、これらのマシンに URL をリダイレクトすることはできます。