View 接続サーバは Linux 仮想マシン上の Horizon Agent と通信できません。
問題
View Administrator で、Linux 仮想マシンが エージェントに到達できません として表示されます。Horizon Agent がインストールされ、Horizon Agent サービスが Linux マシンで正常に起動した後に、この問題は発生します。
原因
Linux マシンが View 接続サーバ インスタンスの FQDN を解決できないことが原因の 1 つとして考えられます。
インストール後に、Horizon Agent は View 接続サーバ インスタンスの FQDN のリストを構成ファイル /etc/vmware/viewagent-machine.cfg に保存します。Horizon Agent をインストールするときに -b パラメータで View 接続サーバ インスタンスの IP アドレスを指定している場合であっても、Horizon Agent は FQDN を使用します。
2 番目の原因としては、Linux マシン自体のホスト名を解決できないことが考えられます。
解決方法
- Linux マシンで Horizon Agent のログ ファイルを開きます。
/usr/lib/vmware/viewagent/viewagent-debug.log
- View 接続サーバ インスタンスのホスト名を解決できないことを示すメッセージを探します。
例:
2015-01-31T09:21:33.516Z DEBUG <JMS Handler for:svohraUb12x6> [JmsManager]
Using connection broker sm-15q1-broker.myDomain.com
2015-01-31T09:21:33.518Z DEBUG <JMS Handler for:svohraUb12x6> [JmsManager]
Unable to resolve hostname for sm-15q1-broker.myDomain.com
- DNS サービスが Linux マシンで適切に構成されていることを確認します。
DNS を構成する手順は、Linux ディストリビューションとリリースによって異なります。手順については、Linux ディストリビューションのドキュメントを参照してください。
回避策として、View 接続サーバの FQDN を Linux マシンの /etc/hosts ファイルに手動で追加することができます。しかし、この方法を本番環境で使用することは推奨されません。適切な解決策は、Linux マシンが View 接続サーバの FQDN を解決できるように DNS サービスを構成することです。
これらの手順を実行したら、View 接続サーバのホスト名に ping を送信して、解決できるかどうかを確認します。例:
ping sm-15q1-broker.myDomain.com
- 問題が継続する場合、Linux マシンのシステム ホスト名が解決可能であることを確認します。
たとえば、CentOS では、次の手順を実行できます。
- ターミナル ウィンドウを開き、hostname コマンドを実行します。
マシンのホスト名が表示されます。
- etc/hosts ファイルを開いて、ホスト名を追加します。
su
nano /etc/hosts
# Add the hostname:
127.0.0.1 <ホスト名>
- このホスト名に ping を送信し、解決できるかどうかを検証します。
解決方法
注: :
/etc/resolv.conf ファイルを手動で編集して Linux マシンで DNS サーバを指定している場合、この設定はいくつかの Linux ディストリビューションで失われることがあります。DNS サーバを
/etc/hosts ファイルで指定していると、この設定は維持されます。DNS とホスト名の構成に関する詳細な手順については、お使いの Linux ディストリビューションとリリースのドキュメントを参照してください。