マシンの再構成は、親仮想マシンに関連付けられているすべてのリンククローン仮想マシンを同時に更新します。
可能であれば、オフピーク時に再構成をスケジュール設定します。
前提条件
- 親仮想マシンのスナップショットがあることを確認します。リンク クローンの再構成のための親仮想マシンの準備を参照してください。
- 再構成のガイドラインについて理解しておきます。再構成によるリンク クローンの更新を参照してください。
- 再構成のスケジュールを決定します。デフォルトでは、View Composer はすぐに再構成を開始します。
特定のリンク クローンに対し、一度にスケジュール設定できる再構成は 1 回だけです。再構成がさまざまなリンク クローンに影響する場合は、複数の再構成をスケジュール設定できます。
- 再構成が開始されたらただちにすべてのユーザーを強制的にログオフさせるか、各ユーザーがログオフするのを待機してからそのユーザーのリンククローン デスクトップを再構成するかを決定します。
ユーザーを強制的にログオフさせる場合、Horizon 7 は切断する前にユーザーに通知するため、ユーザーはアプリケーションを閉じてログオフすることができます。
- 最初のエラーでプロビジョニングを停止するかどうかを決定します。このオプションを選択し、View Composer がリンク クローンをプロビジョニング中にエラーが発生すると、デスクトップ プール内のすべてのクローンに対するプロビジョニングが停止します。このオプションを選択することにより、ストレージなどのリソースが不必要に消費されるのを防ぐことができます。
[最初のエラーで停止] オプションを選択しても、カスタマイズには影響を与えません。リンク クローン上でカスタマイズ エラーが発生しても、他のクローンのプロビジョニングとカスタマイズは続行されます。
- デスクトップ プールのプロビジョニングが有効になっていることを確認します。デスクトップ プールのプロビジョニングが無効にされている場合、Horizon 7 によってデスクトップは再構成後にカスタマイズされないようになります。
- レプリケートされた Horizon 接続サーバ インスタンスがデプロイ内に含まれる場合は、すべてのインスタンスが同一バージョンであることを確認します。
手順
結果
リンククローン仮想マシンが更新されます。OS ディスクが元のサイズに縮小されます。
専用割り当てプールでは、未割り当てのリンク クローンが削除され、再作成されます。指定した数のスペアの仮想マシンが保持されます。
流動割り当てプールでは、選択したすべてのリンク クローンが再構成されます。
vCenter Server で、リンククローン仮想マシンの再構成の進捗を監視できます。
Horizon Administrator では、[タスク] タブをクリックすることで、操作を監視できます。[タスクをキャンセル]、[タスクを一時停止]、または [タスクをレジューム] をクリックし、タスクを終了したり、タスクを保留にしたり、保留にしたタスクを再開したりすることができます。
の順にクリックし、プール ID をダブルクリックして、
注: : デスクトップ プールの作成時に、Sysprep カスタマイズ仕様を使用してリンク クローンをカスタマイズした場合、再構成された仮想マシンに対して新しい SID が作成されることがあります。詳細については、『
Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』ドキュメントの「Sysprep でカスタマイズしたリンククローンの再構成」を参照してください。