JMP Server インストーラで JMP Server をインストールするには、特定のバージョンの SQL Server データベースが必要です。
JMP Server は、事前検証 (PoC) と本番の 2 つのワークロード環境をサポートしています。それぞの環境でサポートしている SQL Server のバージョンとエディションは次のとおりです。
ワークロード タイプ | データベース サーバ | バージョン | エディション |
---|---|---|---|
事前検証 (PoC) | SQL Server Express 2014 | 64 ビット | 空き |
本番 | SQL Server 2012 (SP1、SP2、SP3、SP4) | 64 ビット | Standard および Enterprise |
本番 | SQL Server 2014(SP1、SP2。CU7 以降) | 64 ビット | Standard および Enterprise |
本番 | SQL Server 2016(SP1、CU6 以降) | 64 ビット | Standard および Enterprise |
JMP Server インストーラを実行する前に、JMP Server インストーラがインストール プロセスで使用する SQL Server データベースを作成する必要があります。詳細については、JMP Server の SQL Server データベースの作成を参照してください。
また、JMP Server インストーラが SQL Server データベースとの接続で使用するログイン認証情報を指定する必要があります。JMP Server インストーラが使用する認証タイプを選択できます。デフォルトは Windows 認証です。いずれの場合も、JMP Server のインストールを開始する前に、JMP Server インストーラが使用するログイン認証情報が SQL Server インスタンスに存在している必要があります。詳細については、JMP Server ホストに SQL Server のログイン情報を作成するを参照してください。
また、JMP Server のインストールで使用する Windows サーバのユーザー アカウントに、SQL Server のログイン情報を作成する必要があります。この Windows ユーザーには、作成した SQL Server データベースを変更できるように、適切な認証情報を設定する必要があります。
SQL Server で TLS 暗号化が有効になっている場合は、SQL Server で暗号化された通信が行われるように、TLS 証明書をエクスポートして JMP Server インスタンスにインポートする必要があります。